心療内科って何を基準に選べば良い?カウンセラーが伝える3つのポイント
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
先日、スーパーで買い物をしていたら、「期間限定」の文字につい目が留まり、予定になかったお菓子まで買ってしまいました。結局、「限定」という言葉には弱いなあと改めて実感しました。
さて今回は、「心療内科ってどう選べばいいの?」というテーマでお話しします。

心療中を受診するとき「診察時間が長い先生のほうが親身に診てくれそう。」
そう考える方も多いのではないでしょうか。
もちろん、じっくり話を聞いてもらえることは安心感につながります。しかし診察時間の長さだけで良い病院かどうかを判断するのは少し早いかもしれません。
私が心療内科を選ぶ際に大切だと思うポイントは、次の3つです。
① 困っていることを理解しようとしてくれるか
診察時間が短くても、
・何に困っているのか
・生活にどのような影響が出ているのか
・いつ頃から続いているのか
このようなポイントを押さえながら話を聞いてくれる先生は、症状の全体像を把握しようとしています。
大切なのは、「長く話すこと」ではなく、「必要な情報を整理し、理解しようとしてくれているか」です。
② 治療方針を共有してくれるか
薬が処方されたとき、
・なぜこの薬なのか
・どれくらいで効果が期待できるのか
・副作用にはどのようなものがあるのか
このような説明があると、納得して治療を受けやすくなります。
疑問や不安を相談しやすい雰囲気があるかどうかも、大切なポイントです。
③ 通い続けやすい環境か
治療は一度の受診で終わるものではありません。
特に治療開始直後は、薬が体に合っているか、症状の変化はどうかを確認するため、1〜2週間に1回程度通院することもあります。
・通いやすい場所にあるか
・予約は取りやすいか
・待ち時間は負担にならないか
といった「続けやすさ」も、通院先を選ぶときにとても重要です。
どんなに評判の良い病院でも、通院自体が負担になってしまうと、治療を続けることが難しくなってしまいます。
「もっと話を聞いてほしかった…」と感じたら
「診察時間が短かった。」
「もっと悩みを聞いてほしかった。」
そのように感じた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、心療内科の診察とカウンセリングでは役割が異なります。
心療内科の医師は、限られた時間の中で症状を整理し、診断を行い、治療方針を決定し、必要に応じて薬を調整することが主な役割です。
一方、カウンセリングでは、困りごとの背景や気持ち、考え方のクセ、生活への影響などを丁寧に整理し、一緒に対処法を考えていきます。
例えば、メルディアウェルネスのカウンセリングは1回60分です。そして、1日に1人のカウンセラーが担当できるのは最大でも5名です。
仮に心療内科の医師がすべての患者さんを30分ずつ診察するとすると、午前9時から午後6時まで、お昼休憩を取らずに診療を続けたとしても、診られる患者さんは18人ほどになります。
しかし実際には、多くの心療内科ではそれ以上の患者さんを診療しています。さらに診察以外にも、カルテの記載、処方箋の作成、診断書などの書類作成、他の医療機関との連携など、多くの業務があります。
そのため、一人ひとりに長時間の診察時間を確保することは、現実的には難しい場合も少なくありません。
「気持ちを整理したい」
「じっくり話を聞いてほしい」
「自分に合った対処法を一緒に考えてほしい」
という希望がある場合は、カウンセリングを併用するという選択肢もあります。
医師は治療の専門家、カウンセラーは対話を通して気持ちや考えを整理する専門家です。
どちらが良い・悪いではなく、それぞれの専門性を活かしながら支援を受けることで、回復につながる方も多くいらっしゃいます。
最後に
心療内科を選ぶ際は、
・困りごとを理解しようとしてくれるか
・治療方針をきちんと共有してくれるか
・無理なく通い続けられる環境か
この3つを意識してみることをおすすめします。
そして、「診察時間が長いかどうか」だけではなく、今の自分に必要なのは治療なのか、それとも気持ちを整理する時間なのかという視点を持つことも大切です。
自分に合った医療機関や支援を見つけることが、心と体の回復に繋がっていきます。
カウンセリングでは、限られた診察時間内で今の状態をどのように伝え方も一緒に考えることもできますので、「うまく体調を伝えられていないかも」という方も、お気軽にお問合せくださいね。















