Meldia Total Support
就労移行支援事業

名前：

Ｋ.Ａさん

年代：

30代

性別：

男性

職種：

事務職

メルディアトータルサポートに通所するきっかけを教えてください。

ハローワークの障害者窓口で通所訓練を提案していただいたことがきっかけです。
はじめにハローワークの相談員さん同行で見学を行い、スタッフさんの丁寧な応対や施設内の空気感から、慣れたら落ち着いて過ごせそうだと感じたので通所を決めました。

職業能力評価を受けた時の感想や思い出を教えてください。

実施当日はとても緊張しましたが、得意分野と苦手分野、両方の課題があって面白かったと思います。
評価結果を見てみると、自分では苦手に感じた課題でも良くできていて、逆にスムーズに取り組めた課題でも気付かない部分でミスをしていました。それまでは曖昧に「なんとなく苦手な気がする」と感じていたことが客観的に言語化されていて、自分自身への理解が深まり、就職を目指すためにはどう過ごすべきか、通所や訓練でどんなことに気を付けるとよいか、という道標になったと思います。今でも時々読み返すことがあります。

通所して良かったことやためになったプログラムを教えてください。

決まった時間に通所して生活リズムを整えることで、自分の体調がどんな状態にあるのかを把握しやすくなり、体調が優れないときや、苦手な場面への対処法を少しずつ編み出せたことがよかったと思います。
また、企業見学や採用面接への同行、書類作成の相談など、それまで就活で何度も躓いてきた困難を乗り越える手助けをしていただけたことが本当に助かりました。
プログラム面では、他の利用者さんとチームを組んで協力するプログラムや、社会人としての振る舞いを学ぶプログラムがためになったと感じました。私は社会経験が浅い方なので、こうしたプログラムに参加することで、様々な立場や考え方の人と話し合い、協力して課題を達成する良い経験をたくさん積めました。その過程で、メモとる・不明点を質問する・不安感を相談することができるようになっていきました。

通所して大変だったことや乗り越えたことを教えてください。

生活リズムを整えて通所を安定させることや自己発信が大変で、肝になったことかなと思います。
就活期に入った頃から、通所時間内外の切り替えを重視しました。訓練中のことや就職活動のことをできるだけ時間外に考えないことで日々にメリハリがつき、睡眠や体調も安定していきました。
通所を始めた頃はコミュニケーションをとることに抵抗を感じていたのですが、通所や面談を重ねるうちに元来の自分は人と話すのが好きだったのだと思い出すことができました。

就職が決まった時の気持ちを教えてください。

はじめは「本当に採用が決まったのかしら？」と疑ってしまいました。採用通知が届いてみると、じんわりと胸の奥が暖かくなり、安堵と喜びと、その後を追って達成感とスタッフさん達への感謝が湧いてきました

自由記入欄

私は心配性で臆病です。通所を決めるときはとても不安だったし、今も様々な不安を抱いています。それ故、色々なことに時間がかかります。それでも、根気強く付き合っていただいたスタッフの方々には心から感謝しています。
ひとりで就活に取り組んでいたら、きっと挫折していたと思います。「隣の席で、向かいの席で、誰もが各々の壁に立ち向かい、乗り越えようとしている。」「自分の抱えている困難に、一緒に向き合ってくれるスタッフさん達がいる。」そう感じることが励みになり、自分はひとりではないという心強い味方となりました。
これまで曖昧にやり過ごしていた分、きちんと必要な時間をかけて、自分自身のことを少し理解してあげられたように感じています。課題はまだまだありますが、解決策を探すためのヒントを沢山いただきました。今度はお仕事をしながら、ひとつずつの課題と向き合っていきたいと思います。