パーソナルスペースってなに? 人とのちょうどいい距離の話
こんにちは。メルディアトータルサポート上野の支援員・Oです。
今日は「パーソナルスペース」という、ちょっと大事なお話をします。
パーソナルスペースって?
パーソナルスペースとは、「人が近づいていいと思える、こころのなわばり(テリトリー)」のことです。このスペースに他人が近づきすぎると、不安になったり、いやな気持ちになったりすることがあります。
たとえば…
電車の中で知らない人がすごく近くに立っていたら、ちょっとイヤですよね?友だちが顔のすぐ近くまで来たら、びっくりするかもしれません。
それが、パーソナルスペースがこわれたということです。
どれくらいの距離がいいの?
人との関係によって、近づかれても気にならないちょうどよい距離はちがいます。
・はじめて会う人:1メートルくらい(手をのばしてもふれないくらい)
・友人や知っている人:50センチ〜1メートルくらい(手がとどくくらい)
・家族やとても仲のいい人:0〜50センチくらい(近くでもだいじょうぶ)
※この距離は人によってちがいます。いやな顔をされたら、すこし下がってみましょう。
こんなことに気をつけよう
・おしゃべりするときは、ちょっとはなれて話す。
・ならんでいるときは、前の人にくっつかない。
・相手が一歩うしろにさがったら、距離が近すぎたかも。
・ぎゅっとハグや手をにぎるのは、相手がいいよって言ったときだけ。
わからないときは、聞いてみてもいい
「ここでいい?」
「近すぎない?」
とやさしく聞くと、相手も安心します。
まとめ
パーソナルスペースは、「こころの距離」です。
人と気もちよくすごすために、ちょうどいい距離を知ることはとても大切です。
もし「近い」「こわい」と思ったときは、勇気を出して「少しはなれて」と伝えてみてください。
また、誰かに言われたら、いやなことではなく、相手を思いやるチャンスだと思って、すこし下がってあげましょう。
コミュニケーションは言葉だけではなく、相手との距離感も大事なポイントですよ。
メルディアトータルサポートでは、パーソナルスペースなど、社会に出るに当たって必要な知識について、講義や訓練で学ぶことができます。
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