ほめる
こんにちは!メルディアトータルサポート上野の支援員Kです。
梅雨が目前に迫ってきました。じめじめと過ごしにくい時期の到来です。
私は雨の季節になると髪型が崩れてしまうので、ヘアスタイリングが毎日の悩みの種になっています。
さて、今回は先日のSST(ソーシャルスキルズトレーニング)の中でお話しした内容の一部をご紹介します!
★ほめるって大事!★
皆さんはよく「ほめることが大事」「ほめて伸ばす」「ほめられ上手」なんて言葉を聞いたことがありませんか。
今日は実際なぜそのように言われるかについて、少し一緒に考えてみましょう。
■ほめる・ほめられることによる脳の影響
ほめることの効果や影響について、様々な研究が行われています。
実際の社会生活におけるメリットについては後ほどお話ししますが、導入として、まずはみなさんの“脳”の中でどんなことが起きているのか、分かりやすいところで一部ご紹介します。
―ほめる側が受ける脳への影響―
◎オキシトシンが分泌される
オキシトシンは、幸せホルモン、愛情ホルモンなどと呼ばれるホルモン分泌液の一種です。
効果としては、幸福感、ストレスの軽減、気持ちの安定、他者への信頼感が高まるなどがあります。
誰かをほめることにより、自分自身の気持ちが幸せになり、相手への信頼感がUPするだなんて素敵なことですよね。
―ほめられる側が受ける脳への影響―
◎ドーパミンが放出される
人はほめられることで「気持ちがいい」「満たされた」と感じることができるそうです。
また、とある研究ではドーパミンの放出が行われると、脳はさらにドーパミンが出るように自らの体の構造自体を変えていく性質があることが分かりました。
これにより、脳の神経回路が強化されてほめられた事柄をより達成できるような体に変わっていくということです。
(人間の体は不思議ですね・・・)
では、ほめることで与える脳への効果や影響について確認したところで、ここからは皆さんの日常生活に場面を変えて、実際にどのようなメリットがあるのか振り返ってみましょう。
■職場や社会生活における“ほめる・ほめられる”ことのメリット
これからご紹介しますのはたくさんあるメリットのほんの一部ですが、講義でお話ししたのは以下の4つです。
①良い行動の習慣化
➁モチベーションの向上
③自己肯定感が高まる
④円滑な人間関係が構築できる
・良い行動の習慣化
習慣化=意識しないと出来なかったことを無意識に行えるようになること
相手の具体的な行動をほめてあげることで、その方がまた同じ行動をしてくれるようになります。
・モチベーションの向上
誰だってほめられたらとても嬉しいですよね!(最もシンプルなメリットかもしれません。)
・自己肯定感が高まる
ほめられた相手は“認められた”という気持ちが強くなります。
また、ほめた側も気分が良くなり、そんな自分のこともまた認められるようになります。
・円滑な人間関係の構築
お互いに助け合い、認め合う関係となり、人間関係が良好になります。
日常生活や仕事において、お互いに相手のことを大切にできることが大事になってきます。
年間行事、発表、冠婚葬祭など一人では大変だと感じる出来事も、周りの方々と協力したことで何とか乗り切れた経験はありませんか?
どんな仕事でも、お互いが助け合える関係性であることでパフォーマンスが上がり、また精神的にも安定した状態を保ちやすくなります。
このように何気ないことではありますが、“ほめる”という行動からたくさんの良い効果が得られることが分かります。
相手の些細な行いに「素敵ですね!」「良かったです!」「私も出来るようになりたいと思っています!」と、伝えてみてはいかがでしょうか。
メルディアトータルサポート上野では、職場での人間関係をよりよくするためのコミュニケーションスキルを学ぶことができます。講義やロールプレイ、面談での振り返りなど、たくさんのスタッフが様々な角度から皆さんの学びを支えます。
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