断れないあなたへ
残暑が厳しい毎日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。支援員のKです。
私はエアコンがなかなか効かず、日中の家事は常に大汗をかきながらこなしています(洗濯を畳むのが苦手です…)。
【爽やかに断る】
同僚や上司、家族や友人…皆さんは日々の関わりの中で、誰かに何かを依頼・お願いされたときに上手に断ることはできますか?
SSTの講義の中でもアンケートを取ってみましたが、多くの方は「引き受けることは出来ても断ることは苦手」だとありました。
自分自身で考えてみても、仕事・プライベートいずれの場面においても、本当は受けるのが難しい頼み事を「あっ…はい…わかりました…」と嫌々受けてしまい、あとから後悔することがありました。
―断れない人の心理―
では、なぜ人は引き受けることが難しいのに断れないのでしょうか?
・嫌われたくない
・揉めたくない
・(相手からの)評価が下がるかもしれない
・役に立ちたい
・相手が落ち込むかもしれない etc…
上記のような心理が働き、特に頑張りすぎるタイプの方、真面目な方、自分に自信が無い方は、相手を思って上手く断れなくなってしまいがちです。
また、今挙げた例以外にも、コミュニケーションのスキルとして“断り方が分からない”といったことも理由としてあるかもしれません。
―断れないことのデメリット―
・自分の時間がなくなる
・スケジュール管理ができなくなる
・都合のいい人だと思われやすい
・無駄な出費が増える
・メンタルの不調 etc…
本当は予定や時間などキャパシティがいっぱいいっぱいなのに、しっかりと断れないことで無理や我慢が生じて余裕が無くなってしまうのです。
―上手に断るためには―
■職場編
職場における依頼は、基本的に業務指示となります。
対応できるように善処しましょう。
★受けるためにはどうするのか
★どの範囲なら対応できるのか
★いつまでなら処理できるのか
自身の業務内容と予定を確認して、難しい場合は相談・交渉をしていきましょう。
仮に希望が通らなくても、上司や同僚にとっても現状を把握できるので発信していくことが大切です。
■プライベート編
内容は手短に!相手の気持ちに配慮しましょう!
断るときはくどくどとせず、簡潔に内容を伝えましょう。
その際に、相手の気持ちに寄り添うことも忘れずに。
「せっかくお誘いいただいたのですが、あいにく予定があって参加できません。お声がけしてくださってありがとうございます!とても嬉しかったです!またお願いします!」
「ごめんなさい。午前中は難しいのですが、午後だったら時間が作れそうです!いかがですか?」
お断りするとしても、謝罪や感謝の気持ちは大切です。また、お断りする理由もスマートに伝えることで相手にも気を遣わせずに済みます。
◎会話の終わりはポジティブな言葉や表情だとより好印象です。
ちょっと断りにくいな…という場面でも、言い回し一つでさらっと爽やかにその場を上手く終えることができます。
気まずい雰囲気が苦手な方も、言葉選びや表現の仕方を工夫してコミュニケーション力をアップさせてみましょう!
(出来ることから少しずつ!が上達のコツですよ。)
メルディアトータルサポート上野では、人間関係をよりよくするためのコミュニケーションスキルを学ぶことができます。
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