新入社員の困りごと・相談事例【3選】
こんにちは!メルディアトータルサポート上野の支援員・Iです。
当事業所は、コミュニケーションに関するプログラムにも力を入れている就労移行支援事業所です。
新入社員が職場で相談する場面は多くあります。
今日は、具体的にどのような相談が想定できるか確認していきましょう。
相談事例 1:業務の進め方に関する相談
状況: 新しい業務を任されたが、進め方がわからない。
相談例: 「〇〇の業務を担当することになったのですが、進め方について迷っています。まずどの資料を確認すればよいでしょうか?」
ポイント: 「どこが分からないか」を伝えることで、適切なアドバイスを得やすくなります。
また「自分なりにどこまで考えたか」も相手に伝わると、さらに感じが良いです。
今回は「どの資料を確認すればよいでしょうか」と聞くことで「自分なりに考えた」ことが相手に伝わります。
相談事例 2:優先順位の確認
状況: 複数の業務を抱えており、どれから手をつけるべきか分からない。
相談例: 「今、〇〇の作業と△△の作業を同時に進めていますが、どちらを優先するべきでしょうか?」
ポイント: 相談の際に具体的な選択肢を示すことで、相手も答えやすくなります。
各作業の締切や誰から依頼された作業かといったことも、優先順位の判断材料になります。
これらを自分で把握した上で相談できると良いですね。
相談事例 3:ミスの報告と対応策の相談
状況: 作業ミスをしてしまい、今後どうすればよいか悩んでいる。
相談例: 「〇〇の業務でミスをしてしまいました。すぐに修正しましたが、今後同じミスを防ぐためにどのように改善すればよいでしょうか?」
ポイント: ミスを正直に報告しつつ、改善策を考えていることを伝えると、前向きな相談になります。
誰でもミスをしてしまうことはあります。
大切なのは、今後どうやって同じミスを防ぐかということです。
これらの事例を参考にしながら、適切なタイミングで相談をすると、職場のコミュニケーションが円滑になり、業務の質も向上します。
そうはいっても、相談って難しい…
とはいえ、相談の難しさはそれだけではありません。
「相談の適切なタイミングって何?みんな、どうやって見極めているの??」
「悩むより自分でやった方が早いって思って、いつも自分で抱え込んで自爆しちゃう。でも、どうすればいいかわからない」
「相談したら『自分で考えて』って言われたんだけど…どうすればいい…?」
人によって、相談のどこに難しさを感じているかは、様々でしょう。
大変な就職活動を乗り越えて、就職したとしても、
相談がうまくできずに体調を崩してしまい、休職や退職に到る方も少なくありません。
メルディアトータルサポート上野でできること
メルディアトータルサポート上野では職場での相談に関する悩みについても、
支援員が利用者さんと一緒に、解決方法を考えています。
また、当事業所では職場でも相談を行えるよう、
少しずつステップアップして、コミュニケーションスキルを身につけることもできます。
たとえば…
まずは講義形式のプログラムで、相談のやり方を学び、
次に集団プログラムや模擬就労トレーニングで実際に相談を実践し、
さらに、実践してみてどうだったか、スタッフからはどのように見えていたか、面談で振り返りを行なっています。
これらのプロセスを通じて、
利用者さんがご自身の良いところに気付き、コミュニケーションに少しでも自信を持っていただけたら嬉しいなと考えています。
職場での相談にお悩みの方は、お気軽にお問合せください。
【就労移行支援事業所メルディアトータルサポート Webでのお問い合わせはこちら】