Meldia Total Support
就労移行支援事業

名前：

Ｋ.Ｍさん

年代：

20代

性別：

男性

職種：

システムエンジニア

メルディアトータルサポートに通所するきっかけを教えてください。

前職で心身の調子を崩し、退職後から通い続けているカウンセリングの先生からご紹介いただいたのがきっかけです。休養から復帰して日中活動の時間や外との繋がりを作るため、見学・体験の後に通所を決めました。

職業能力評価を受けた時の感想や思い出を教えてください。

当時は悲観的な気持ちが強く、どんな仕事であれ自分には困難であるように思っていたので、目に見える形で結果を見て、いくらか気持ちが晴れました。
作業で手を動かしたり計算をしたりといった内容にリアルな業務との繋がりが見出せ、評価自体の現実味・説得力も少なからず感じられました。

通所して良かったことやためになったプログラムを教えてください。

グループワークやグループディスカッション、ジョブトレーニングといったプログラムへの参加は、自分が持っていた対人関係・コミュニケーションへの苦手意識を大きく和らげてくれました。
自分を含めた利用者それぞれに得手・不得手や価値観の違いがあり、その中で議論や共同作業のために言葉を交わすことに最初は戸惑いましたが、繰り返しの中で段々と「慣れて」いき、工夫の仕方もわかってきます。
そうして心の余裕が生まれるにつれ、自分にとって「自衛のための義務」でしかなかったコミュニケーションは、「お互いのために使える道具」になっていきました。

通所して大変だったことや乗り越えたことを教えてください。

通所を始めた当初は先行きへの不安や焦燥感が強く、訓練に対しても「これよりも、今すぐにでも就ける仕事をすべきなのでは」「甘えで社会から逃げているだけなのでは」と気後れがつきまとっていました。スタッフの皆さんにも自分のネガティブな考え・悩みに合わせて通所の計画を見直す等といった形でお手数をお掛けしました。
それでも通所を続けるにつれ、「こうすれば自分は人と話せる」「こういうことは案外向いている」と少しずつ自己理解を進め、また「もっと上手くやれるようになる」という自信も持てるようになりました。これはスタッフの皆さんが通所の継続を支えてくださったおかげで、本当に感謝しています。

就職が決まった時の気持ちを教えてください。

予想外な決まり方をしたために最初はそわそわと落ち着きませんでしたが、それでも実感が追い付くにつれ、これまでの積み重ねが実を結んだことにとても安心しました。
やれることをやってきたし、それは間違っていなかったと自分自身を認められました。

自由記入欄

前職で働き続けられず退職したとき、私はそれまでの人生経験と照らして「ああ、やっぱりダメなんだ」と自分自身を諦め、希望を持てずにいました。再び社会に出て働くことと、自分自身を守ることが両立するとも、やはり思えませんでした。
そんな私にとっての最適解は、助けを借り、時間を掛けながら前進することでした。そして、それは自分だけに限られた話ではないと思います。サポートしてくださるスタッフの方々と事前に話すこともできるので、悩んでいる方はぜひ見学からしてみてはいかがでしょうか。