より豊かな社会生活に向けてメルディア賞メダル・カタログギフトを寄贈(一般財団法人メルディア 代表理事 小池 信三)
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トピックス2025年01月6日
知的障がい者の選手たちが170名以上参加する全国大会「パラID全日本卓球選手権大会2024」で、フレンドリートーナメント優勝者、決勝トーナメント優勝者へメルディアからメダルやカタログギフトを寄贈しました。選手たちの真剣な眼差しからは、連盟が「卓球を通じて培ってほしい」と語る想い、そのものを強く感じられました。
卓球を通じて競い楽しむ、選手たちの表情が印象的な大会
知的障がいの方は特に、学校卒業後の余暇活動が少なく、生活面での楽しみを見つけにくいという声も多くあります。スポーツが余暇の一つとしてもっともっと浸透していき、気軽にそして長く楽しめるものとなっていくことで多くの方の人生の豊かさに寄与するのではと考えています。今回のパラID全日本卓球選手権大会では、楽しみながら取り組む方からナンバーワンを目指す方まで多くの方が卓球という競技を通じて、交流し、競い、楽しんでいる姿が印象的でした。選手たちのひたむきな姿勢、応援のみなさまの熱量、運営のみなさまの尽力でとても良い大会でした。
今後も一般財団法人メルディアはみなさまの豊かな生活に寄与できるよう様々な団体と連携し、協力していきます。(寄贈レポート:一般財団法人メルディア 代表理事 小池 信三)
スポーツを通じた感動と成長を目指す
一般社団法人日本知的障がい者卓球連盟は、スポーツの魅力を通じて感動や喜びを分かち合い、身体的・精神的成長を促進することを目指しています。
1998年に全国大会を初開催し、パリ2024パラリンピックでついに障がい者卓球界初の金メダルを獲得しました。また、選手育成の指針として、日本スポーツ振興センター(JSC)の指導のもと「アスリート育成パスウェイ」を策定し、子どものスポーツ体験からトップアスリートになるまでの過程を支援しています。単なるメダリストの輩出だけではなく、誰もが憧れて応援したくなるような、「魅力あるアスリート」を輩出することを目標に、現在、強化指定選手24名が活躍しており、パラリンピック出場を目指す選手の育成をしています。
大会参加選手は170名超。白熱する戦いと新たな可能性
大会の注目ポイントを事務局のお二人に伺いました。「今回の大会は、2025年度の強化指定選手選考に関わる重要な試合です。また、ダウン症の部で初めて男子選手が参加し、新たな可能性が広がりました。特に、6月開催の『パラIDジャパン・チャンピオンシップ卓球大会2024』と今回の大会結果が選手たちの将来に大きく影響するため、緊張感あふれる戦いが繰り広げられています。特に女子選手は毎度順位が入れ替わるほど実力が拮抗しており、さらなる成長が楽しみです」。
大接戦の末、優勝を勝ち取った皆さん
今回、フレンドリートーナメントの優勝者にメルディア賞として大会名を刻印したメダルを、男子シングルス・女子シングルス決勝トーナメント優勝者には副賞としてカタログギフトを贈呈しました。
一般社団法人日本知的障がい者卓球連盟主催・クラウドファンディング
世界の舞台で活躍できる選手を輩出するために選手の海外遠征費支援を目的とした初のクラウドファンディングを実施中!知的障がいのある方々と世界をつなぐためのご支援をお願いいたします。
2025年02月27日 23:59まで!
https://ubgoe.com/projects/843
一般社団法人日本知的障がい者卓球連盟
知的障がい者卓球を更にアスリートスポーツとして発展させ、知的障がいのある子どもたちの目標となる人材育成をおこなうことをミッションに選手の支援をしている。