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TikTokerモモティーさん・生きづらいからこそ分かる、苦しんでいる人のために生きたい

トピックス2024年05月20日

軽度の知的障がいから友人とすれ違い、いじめを受け、パニック障害や離人症などを発症。それでも「誰かの役に立ちたい」という思いから、並々ならぬ努力をして、チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、児童発達支援士の資格を取得したモモティーさんに話を伺いました。

小学生という幼さで体験した軽度知的障がい者の生きづらさ

 TikTokで生きづらさを配信して話題となり、情報番組でも度々取り上げられているモモティーさんには、軽度の知的障がいがあります。実は、彼女の障がいは生まれつきではありませんでした。モモティーさんは「生後9カ月で熱性痙攣を起こしました。その後、熱もないのに痙攣が続いたんです。無熱性部分発作というてんかんでした。当時、主治医に『小学生までに治らなければ、後遺症として知的障がいが残るだろう』と言われていたそうです。てんかんは小学6年生で完治したのですが、心配された知的障がいが残ったのです」と言います。小学校入学までは定型発達で、何の問題も無かったと。「小学3年からは支援学級に行き、一部授業は普通学級で受けていました。そんな中、言語能力のために同級生とトラブルを起こしてしまい、友達が離れていってしまったのです。自分のせいだと責め続けました。また、手先が不器用な私は、図工の時間に、うまく色が塗れませんでした。支援学級の先生が廊下で、通常学級の担任に『ごめんね、あの子、うまく塗れなくて』と言うのを聞いたんです。隠れて廊下で言うなんてと、それもショックでした。以来、常に先生から心の中まで見られているという被害妄想に取り憑かれるようになってしまい、しょっちゅう過呼吸を起こすようになりました。

 高校は電車通学だったのですが、とても混んでいたので、過呼吸がひどくなりました。支援学校だったので、生徒数が少なく、先生との距離感も近かったこともあり、学校に行くと、毎日のように過呼吸に…。

(本誌に続く)


<弱者の子どもに寄り添いたいというモモティーさん。軽度知的障がい者本人の目線で、生きづらさを分かりやすく伝えています。>

モモティーさん
2001年生まれ、鳥取県在住、本名は速水萌々音。軽度の知的障がいを持ち、本人目線で困り事などを発信している。クレヨンしんちゃん、サンリオ、レトロ系、食べること、メイクなどが好き。
Tiktok:https://www.tiktok.com/@m883m883

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