夏季うつのこと
こんにちは。カウンセラーの小川です。
暑い暑いとぼやいているうちになんと新しいお札が発行されましたね。すでに手に入れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしはまだお会いできていません(新しいお札に)。
一万円札が「ゆきち先生」から「えいいち先生」に変わります。
今までゆきち・ゆきちと言っていた方が困るのではないかな、韻を踏んでいるからいいのか。
などとぶつぶつひとりごとを言っているのはきっとわたしだけではないと思っています。キャッシュレスが圧倒的に増えましたが、新しいお札が出た、と言われるとお札が欲しくなりますね。
それもきっと、わたしだけではないと思います。
夏季うつのこと
季節性うつ、という言葉を聞いたことがありますか。
季節性の中でもよく耳にするのは「冬季うつ」だと思います。日照時間の短さが主な原因と言われています。
それでは「夏季うつ」は?といいますと、夏バテと大変よく似ていると言われています。
夏の気候に起因し、水分不足、冷房の使用による自律神経の乱れなどから、だるい、疲れやすい、眠れない、食欲がない、などといった症状が出ると、「夏バテかも」と思いますよね。
そこにメンタル症状、気分の落ち込み、不安、ネガティブになる、などが出てくると夏季うつの可能性が出てきます。
いずれにしても、様々なところで言われているように生活リズムを正すこと、食事、睡眠、入浴、軽い運動が本当に大切です。
また、自身にとって快適な季節や調子のよい時と同じように日々のスケジュールを立ててしまい、想定以上に疲れてしまった、ということはありませんか。
真夏の暑い中、自分で思うよりも体力を消耗していますので、夏はちょっと危ないぞ、という自覚が少しでもある方は、予定の立て方も気を付けられるといいですね。リフレッシュと思って立てた遊びの計画も、入れ過ぎると単なる疲労の種になってしまいますから。それは残念ですよね。
ただの夏バテよりも夏季うつの回復には時間がかかってしまうことがありますので、特に夏に苦手意識があったり、そうでなくてもこの暑さなので自分の心身に不安があるという方は、ご自分を大切にする行為として、自分にとって最適な夏の過ごし方を考えてみてはいかがでしょうか。
話すこと、聞いてもらうことの大切さ
ちなみに、メルディアウェルネスはカウンセリングルームなので「話す・聞く」ことについて触れさせていただきますと、定期的にご自身の心身の様子や近況、感じたことを他者に話し、整理していくことは自分に注目することにつながりますし、それ自体がご自分を大切に扱う行為になります。
障がいのある家族をお持ちの方は特に、「自分の話でもいいんですか?」と遠慮がちに来られる場合があります。家族を大切にすると同時に、もしくはそれ以上にまずご自分を大切にするということを意識すると、ご家族に対しても様々な視点、見方が変わってきます。
カウンセリングという場を活用して、自分の人生ということについて今一度考えるきっかけにしていただければ幸いです。
よい一日を。
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