考えることの仕分け整理
暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。支援員Kです。
私はエアコンの調子が悪く、毎晩アイス枕を使用して寝ています。(修理よ、早く来い…。)
写真は、仕事で浅草周辺を回ったときにかっぱ橋で撮った1枚です。
―忙しい現代人の脳は常にフル回転気味―
皆さんは1日の中で何も考えていない時間はどれぐらいありますでしょうか。
現代人は、仕事や家事に毎日終われ、やることや考えることがたくさん。また、SNSの普及で知らぬ間に多くの情報が入ってくる時代でもあります。
特に真面目な方、緊張しやすい方、気にしすぎてしまう方など、完璧を求めて失敗を恐れたり、周りの目が気になったりすると脳は一生懸命働き、忙しい状態が続いてしまいます。
頭痛や腹痛、不眠などの様々な症状を引き起こし、メンタルにも影響が出てしまうことがあります。
私も20代のときは特に仕事をがむしゃらに取り組み、常にたくさんのことを同時に考えすぎる癖がありました。今振り返ると脳を使いすぎることが常態化していたかもしれません。少し年齢も上がり、社会人経験や転職経験などを経て、今ではちょっとだけ脳の使い方を工夫できるようになった気がします。
最近では、物事を【私が考えたほうがいいこと】【私が考えてもどうにもならないもの】の大きく二つに分けてみることから始めています。
【私が考えたほうがいいこと】
・自分の担当の仕事の内容、改善点など
・自分の予定や付随する準備のこと
・帰ったら何食べようかな? etc…
→ベースはあくまでも自分自身のことです。“自分が動かないと先に進まないもの”としています。
【私が考えてもどうにもならないもの】
・仲があまり良くないAさんとBさんの関係
・考え方の違うCさんの仕事の進め方
・天災
・他人からの評価 etc…
→自分が関与しないであろう他人のことは、考えても何かがすぐに変わるわけではありません。
天気や自然災害のことなど、被害を最小限にするための対策を講じるのは大事ですが、私たちが考えたところで結果が変わるわけではありません。評価も同じです。評価基準はあくまでも相手にありますので、印象を良くするための努力は出来ても、評価自体を変えることはできません。
考えすぎてしまう現代人は、後者の【私が考えてもどうにもならないもの】に脳が支配されていることが多いんじゃないかなと思います。私の場合もそうでした。
「無理なものは無理だ!まあいっか!」と、いい意味で楽観的に捉える癖づけをしていくことで、最初のうちは葛藤がありましたが、だんだんと「少し放っておこう」と余裕をもって構えてられるようになりました。
考え方の癖はすぐには変わりませんが、意識するだけでも十分効果があるなと実感しました。
みなさんも気持ちを少しでも軽くするために、頭の中にある様々な考えごとを、まずは大きく【私が考えたほうがいいこと】(自分軸)のものなのか、【私が考えてもどうにもならないもの】(他人軸)のものなのか、分けてみてはいかがでしょうか。
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