きょうだい児のこと
こんにちは。カウンセラーの小川です。
メルディアウェルネスは東新宿・新大久保が最寄り駅なのですが、新大久保は日本最大の韓国街(コリアンタウン)と言われています。
韓国料理や韓国コスメ、K-POPなどで溢れていて、日本語ではない言語が飛び交っているユニークな街です。プラス韓国以外のアジアンなお店も点在します。
仕事で来ている時は面白そうなお店も通り過ぎてしまうのですが、先日休日に遊びに来まして、ワッペンワークというものをしました。(どうやら韓国で流行っているらしい)
わりとお手頃価格で、たくさんのワッペンの中から自分の好きなものを選んで作るのがとっても楽しかったです。カウンセリングルームから近いお店なので、気になるクライエントさんはお声がけくださいね。
さて今日は『きょうだい児』に触れてみたいと思います。
『きょうだい児』とは、障がい児・障がい者の兄弟姉妹を指します。
きょうだいに障がい者がいることで健常の兄弟姉妹とは違った境遇に置かれることが多く、何らかの心理的影響が出ることがある、ということが言われています。もちろんきょうだい児であればみんな影響が出るということではないので、何か影響が出た時に初めて、原因のひとつとして浮上するということになると思います。
きょうだい児、ヤングケアラーという言葉が、かつてよりは聞かれるようになりました。きょうだいの会というものも存在します。
わたしたちメルディアウェルネスは、家族の愛の手帳、精神保健福祉手帳の提示が可能な方に無料でカウンセリング提供をしていますが、その家族というのは当然きょうだいも含まれます。
自分がこんなに生きづらいのは、もしかしたら自分がきょうだい児だからかもしれない、原因はよくわからないけど生きづらいと思っていて、そういえば自分はきょうだい児に該当するんだな、など、ふと思い当たる方がいたら、メルディアウェルネスは耳を傾けたいと思っています。
自分のこともかまってほしかった。自分のことも見て欲しかった。
自分も泣きたかった。自分も怒りたかった。
ずっと誰かに人生をゆずっているような、そんな感覚があるかもしれません。
きょうだいの会で近い境遇にある仲間と話せる機会を持つのもよいと思います。
集団が苦手であれば1対1のカウンセリングを利用してみてもよいと思います。
カウンセリングですぐに解決できます、というものではありませんが、「わたしたちはあなたのことを気にかけています」というメッセージを送りたいです。
◆カウンセリングのご予約はこちらから