自己肯定感~褒めると叱る
こんにちは。カウンセラーの小川です。
わたしは昨年豆苗にはまった時期があったのですが、今年もついに豆苗にはまる時期が訪れました。
食感が好きなのと、種と根っこがついていて、1回食べた後にもう1回栽培して収穫できてしまうという、手軽に家庭菜園の気分が楽しめるという点がはまる理由です。ザクっと一気に切り落とす感覚も、まるで稲刈りのようで気持ちいいです。
豆苗はビタミンやミネラルがとても豊富なんだそうで、美味しくて栄養価が高いなら言うことなしです。
今うちの豆苗は一回食べた後の栽培中で、しっかり伸びて収穫する日を待っています。
(写真は昨年の豆苗です)
自己肯定感は国も注目している
近年よく聞く「自己肯定感」。文部科学省の「中央教育審議会(第112回)配布資料」によりますと、日本の子供たちの自己肯定感は諸外国と比べて低いという結果が示されたということです。
むずかしく色々書いてある中で、大人が子供たちと向き合う際のポイントがまとめられていたのですが、その中で気になった点が2つありました。
まず「子供に関わる全ての大人が自身も自己肯定感を持って子供と接すること」
もうひとつは「良いところは積極的に褒め、叱るべきところでは叱るなど、大人が愛情を持って積極的に関与し続ける姿勢を示すこと」です。
まずは大人から
ひとつ目の「子供に関わる全ての大人が自身も自己肯定感を持って子供と接すること」ですが、まさしく、確かに、とうなずきつつも、厳しいー!と少し苦笑いしてしまいました。
子を持つ親、親戚、学校の先生、習い事など何かの先生、支援スタッフ、近所の人などなど、子どもの自己肯定感を高めようと思うのであれば、まず「自分から」ということです。
褒めると叱る
ふたつ目は「良いところは積極的に褒め、叱るべきところでは叱るなど、大人が愛情を持って積極的に関与し続ける姿勢を示すこと」。
自己肯定感と言えば「褒めて高める」イメージが強いと思いますが、褒められた経験プラス叱られた経験の双方が多いと自己肯定感が最も高かくなるそうです。
たくさん褒められてたくさん叱られて。関心を持っていなければ褒めることも叱ることもできません。褒めるのも、叱るのも、まずはポイントを見つけるところからです。
もっと簡単にできそうなところで言いますと、実は「挨拶」も自己肯定感にとって大事な要素です。自分がここにいることを認識されているから挨拶してくれます。相手の方を見て、声を出して、挨拶する。おはよう、こんにちは、おやすみなさい、さようなら、ありがとう、ごめんなさい。こういったコミュニケーションがきちんととれていることでも自己肯定感は高められるのです。
大人のみなさん、がんばりましょー。
カウンセリングの中で
カウンセリングを行う中で、「自己肯定感が低い」と仰る方も多いです。自己肯定感を扱うにあたり、どうして低いと思っているのか、どんな時にそう感じるのか、どうしたら肯定できると思うのか、回を重ねながら深堀りさせていただくことがあります。本来カウンセリングは自分のことをカウンセラーを通して見つめる作業です。焦らず、ゆっくり、あきらめずに対話を重ねることにより、ご自身の持つ力によって変わっていきます。今の自分では嫌だと思う、自己肯定感が低いと思っている、などに心当たりのある方は、カウンセリングもひとつの選択肢に入れてみてくださいね。
よい一日を。
◆カウンセリングのご予約はこちらから