好きなものに囲まれるということ
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
皆さんは、好きな食べ物、色、場所、香り、スポーツ、推しなど…どんな『好き』がありますか?
私はあえて、自分の中の『好き』を大切にして日々を過ごすようにしています。
スーパーに行くと、「私の好きなイチジクは売っているかな?」と常にわくわくしながらフルーツコーナーをチェック。
家にいるときは、心地よくダラダラするためにタオルケットにくるまったり、外の空気を部屋に入れて気分転換したり、青空を見ながら伸びをしたり。
挙げるとキリが無いのですが、日常の中にはもっとたくさんの好きなことや好きな時間があります。
好きの効果
不安や心配を感じやすかったり、落ち込みやすい人は自分に注意を向けすぎる「自己注目」といわれる状態になりやすいです。
「なんで自分はこんなにダメなのだろう」「どうしてもっとうまくできなかったのかな」などとネガティブな思考で頭がいっぱいに。
そんなときに好きなことをすると、注意が自分ではなく自分の外側にある『好きなこと』に向けることができます。注意が好きなことに向かうということは、落ち込みや不安などのネガティブ思考の軽減に繋がっていきます。
そして『好き』という気持ちのとき、私たちは安らぎや、喜び、愛情などのポジティブな感情を経験します。
ポジティブ感情には、ネガティブ感情により高まった嫌な気分や心拍、血圧などの自律神経系の高まりを落ち着かせる効果も報告されているんですよ。
大切な人とハグをすると心が安らいだり、自然に触れて気持ちが穏やかに…なんて経験したことありませんか?
日々の生活で好きなことをする時間が増えれば、それだけ穏やかに過ごせる時間が増えていくということです。
もちろん嫌なことに直面することもあると思いますが、そんなときの気持ちの立て直しも早くなるのです。
好きなことをするのは自分で自分のご機嫌を取ることにも繋がります。
ぜひ皆さんも日常の中に隠れている、自分の中の『好き』を大切にしてみてくださいね。
好きなものが見つからないなら、一緒に探すお手伝いをさせてください。
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