きょうだい児への関わり-発達障害の子どもを持つご家族へ-
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
いよいよ花粉が舞う季節になりましたね。私はカウンセリング中にくしゃみと目のかゆみが止まらなくなることを恐れて、1月末から花粉の薬を服用し始めました。そのおかげなのか、今のところ花粉の自覚症状は少なく過ごせています。4月も花粉の影響を最小限に抑えて過ごしていきたいところです。
さて、今回は発達障害のある子の兄弟姉妹(きょうだい児)への関わり方についてお話していきたいと思います。
きょうだい児とは
障がいや病気の兄弟・姉妹がいる子どもたちを「きょうだい児」と言います。
障がいには、身体障害や知的障害、発達障害などが含まれます。
きょうだい児は、その成育過程で悩みや問題を抱えるケースが多くあることから、最近では当事者支援とは別にきょうだい児の支援にも力を入れていこうという動きがみられていますね。
発達障害のある子のきょうだい児と家族の関係性
子どもたちには同じように愛情を注いでいても、発達障害のあるお子さんに手がかかり、どうしても兄弟姉妹が我慢をしたり、寂しさを感じる場面が出てくることは少なくありません。
親御さんは、兄弟姉妹に「我慢をさせ過ぎているのではないか…」「本当は無理しているのではないか…」などと悩むことも多くあります。
きょうだい児への関わり方
ここで大切なのは「あなたも発達障害のある子と同じく大切な子どもだよ」ということを見せることです。
今回はポイントを4つに分けてみます。
①きょうだい児が一人で過ごす時間と、発達障害のある子と一緒に過ごす時間を分ける
発達障害のある子と一緒に過ごすとき、きょうだい児側が我慢を強いられるケースも少なくありません。遊んでいたおもちゃは譲らなければいけなかったり、遊びを中断しようとしても「もっと遊びたい」と言われて付き合わなければならなかったり…。場合によっては叩かれるのを我慢して受け止めなければいけないことも。
さらに発達障害のある子に癇癪がある場合、ついつい親御さんも兄弟姉妹に「我慢してあげて」「譲ってあげて」なんて言って場を納めることもありますよね。
別々で過ごす時間を作ってあげることはきょうだい児の気持ちの整理や心の安心にも繋がるので意図的に作ってあげることをおすすめします。
②ひみつの時間を作る
きょうだい児と親だけで過ごす、きょうだい児にとっての「ひみつの時間」を作ります。
子どもが「親を独占できる安心感」を得られるだけでなく、普段は話せない学校での悩みや友達との心配事を打ち明ける貴重な機会にもなりますね。
遊びに出かけた際には帰り道などに、「2人だけの内緒だよ」などと言って、ソフトクリーム等を食べて帰る、という特別な時間を作るのも良いですよね。お子さんは「お母さん(お父さん)と自分だけの特別な時間だ!」と喜びを感じますし、『きょうだいに発達障害がありサポートが必要だ』という現状を受け止めやすくなります。
③きょうだい児の当たり前も褒める
ついつい「できる」「やれる」を当たり前に思ってしまうので、発達障害のある子ができたときには褒めていることを、きょうだい児の子ができたときにはスルーしてしまう、なんてことも。日々の何気ないことをちょっと気にして、「毎日やっているよね!」「よく頑張っているね!」などと言葉で伝えるようにすると良いですね。
④発達障害のある子と同じように扱う
先ほどの褒めるとも通ずるのですが、注意をしたり叱るときも対等に扱うようにしましょう。どちらかだけに言うのではなく、「良いこと」「良くないこと」はどちらがやっても同じように注意するのが大切です。これをしないと「自分だけ怒られる」「自分は褒めてもらえない」と悲しみを募らせていきます。
ご家庭の状況によっては、親御さんだけで子どもたちのケアをするのは大変なこともありますよね。
困っている状況が見えやすい発達障害児のケアに意識が向きがちですが、兄弟姉妹の心のケアも大切です。
メルディアウェルネスは、『障害のある方のご家族』を支えるためのカウンセリングルームです。親御さんももちろんですが、きょうだい児の皆さま(小学生~大人まで)にもお越しいただいています。
(スペシャルプランの方はカウンセリング料が無料になります。該当するか分からない方はお電話にて直接お問い合わせくださいね)
カウンセリングを活用することで、心の内に抱えていたことが解消され家族関係が良くなった、学校での友人トラブルが解決したというケースもありますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。