迷った時決めるコツ
こんにちは。カウンセラーの小川です。
カウンセリングの中で、よくリフレッシュ方法をお聞きすることがあります。
日々の中で、何かちょっとホッとできることはありますか?という感じで聞いたりするのですが、この「ちょっとホッとできること」の力はあなどれなくて、コーヒーをゆっくり飲むとか、好きな香りをかぐとか、ドラマを観るとか、なんでもいいので思考から離れるものを持てるといいですよね。
わたしはTverの出現からドラマを観ることが増えました。今は『じゃあ、あんたが作ってみろよ』と『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』をよく見ています。Tverはうっかりすると観れなくなるので、間が飛んでしまうこともあり、そうなるとやる気がなくなることもあります。残念!
迷うこと・決めること
ドラマの世界だけではなく、現実は日々迷いと決断の連続です。
メルディアウェルネスは障がいのある方と家族のためのカウンセリングルームのため、家族のためにどうするのがベストなのか、迷われている方も多くいらっしゃいます。
選択を間違えたくない、損したくない、後悔したくない、失敗したくない。
だからこそ決められなくなってしまうんですよね。

迷う理由
では、どうして迷うか考えてみましょう。
- 正解がないから
- 決めることの責任が重いから
- 自分に自信がないから
- 絶対失敗したくないから
- 実はどっちでもいいから
さぁ、この中のどれ!?
ということではありません。大きい声では言えないけれど、認めたくはないけれど、どれもそうかもしれない。たいていのことは、正解がありそうでなかったりします。多くはそうだよね、ということや、確率の問題はあるかもしれません。
決めるということには責任が伴うし、責任感が強い方、まじめな方はなおのこと簡単には決められないと思います。
決めるだけの自信がなかったり、失敗したくない、でも実はどっちでもいいというか、どっちもありだし、どっちもなしの部分があるし、ということもあります。
どんぴしゃの正解がなく、誰もクイズの司会者のように「正解!」とは言ってくれません。
迷った時に決めるコツ
それでも、決めなくては前に進めませんので、決めるべき時のヒントを挙げてみます。
1.後悔しないためのほどほどの情報収集
これは、熱心に収集している方と、あまりしない方で両極端な気がしますが、私としては「ほどほどの」情報収集をおすすめしたいです。情報社会なので、どちらかというと情報過多でわからなくなる方も多いです。
また、情報というより「意見」を集めていませんか、というのもあります。
誰かがいいと言っていた、誰かがやめとけと言っていた、同じものに対しても真逆の意見があったりして、いわゆる「口コミ」ですが、半分の耳で聞いておくといいのかなと思います。参考にする、という意識を持っておくのがいいと思っています。
2. 自分が決めたという意識を持つ
1の話にもつながりますが、あの人が言ってたからそうした、という場合、何かあると、あの人が言ってたからそうした「のに」、ということになります。
情報や意見を参考に、決めたのは自分、という自信を持てるといいですよね。
3. 自分の価値観を知っておく
決めることに関しての、自分の価値観を知っておくことはとても大事です。
自分の、という場合もありますし、家族が関わる場合は夫婦の、であったり、子どもの、であったり、複数の価値観が交錯することもあります。
まずは、自分にとって何が大事なんだろう、ということを、好き・嫌い、快・不快の観点でいいので考えておくとよいです。それが、決める時の大事な指標になります。
4. 自分が選んだものを正解にする
いろんな情報を参考に、自分の価値観を元に自分が決めたんだ、という意識をもったらあとは、「わたしが選んだんだから正解だ!」という力技です。
もし、失敗しても、精一杯選んだ自分を責めないでください。その時の「正解」だったことは間違いありません。
5. 重く考えすぎない
最後はこれです。どんなに重いと思われることでも、神のみぞ知る、これも何かのご縁、でしかないこともあります。そして、途中で変えられるものであれば、それもあり。少し肩の力を抜いてみましょう。
どんなに誠意を尽くして考えても、あの時こうしていれば、という後悔はどこかでふと浮かぶものですよね。
どんなに誠意を尽くして考えても、間違ってしまうこともあります。
なので、自分も他人も責めずにやっていけたらいいなぁ。と思っています。
よい一日をお過ごしください。















