プログラムのご紹介【ビーズ仕分け】
寒さも一段と厳しくなっている今日この頃。
街を歩いていると所々梅が咲いている様子を見るようになってきました。
先日見ていた天気予報の情報によると今年は桜の開花が例年より早まるそうです。
早く暖かくなって欲しいものです。
こんにちは。メルディアトータルサポート上野・支援員Iです。
さて、今回は当所で行っているプログラムの1つ「ビーズ仕分け」のご紹介です。
簡単に言ってしまえは、1つ5㎜位の細かいビーズを指定された色を選び取ってきれいに並べる・・・という作業です。
これだけ聞くと、大した作業ではない様に聞こえますが・・・私個人的には、当所で行っているプログラムの中で、これが一番苦手です。
まず、このビーズ1ケースに30色入っています。
30色なんてアパレルやデザインにでも携わっていないと、普通一堂に見る機会は層々無い様な・・・。
私が子供の頃は、クラスに数名色鉛筆や絵の具で24色とか持っている方はいましたが、それ以上の色の多さ。
で、このビーズが小さくて滑りやすくできています。
これをきれいに並べる作業をしていると、自分の手先の不器用さが思い知らされます。
こっちを揃えると反対にはみ出し、はみ出した所を直すと他がずれて・・・まあ・・・その・・・何と言いますか・・・
「イラッ」と・・・もとい、「集中しなきゃ!」と自分に言い聞かせながら作業を進める事になります。
でも、得意な方は得意なんですよね、ひたすら淡々と何事もないかのようにきれいに並べる事が出来る利用者さんもいます。
その様な方に話を聞くと
「パズルをやっているみたいで面白い」
「何も考えず集中できるのが良い」
「自分への挑戦みたいで気合が入る」
と平然とおっしゃいます。
「・・・そうですか・・・」としか私には言えませんが、このプログラムでは「正確性」「継続性」「作業速度」などの向上につながります。
とはいえ、強制的にやって頂く事は無く、この様なプログラムを継続してやる事で、自分の「得手・不得手」を知る機会にもなります。
苦手と思っていた事が「苦手だけど嫌いじゃないかも」とか「思いのほか得意かも」とか、私みたいに「やっぱり苦手」とか感じ方は様々ですが、
それを自分で知る事で職種の選択の際、非常に役に立ちます。
当所ではこの様に「自分を知る事で、自分に合った仕事を見つけていく」ためのプログラムが色々あります。
体験や見学も随時受付中です。
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