プログラム紹介★SST(ソーシャルスキルトレーニング)
お天気の変化が著しい毎日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
〇度寝常習犯、メルディアトータルサポート上野 支援員のKです。
「コミュニケーションは得意ですか?」
本日は、当事業所で行っているSSTについてご紹介します。
SST(ソーシャルスキルトレーニング:社会生活技能訓練)は、社会で生きていくのに必要なスキルを習得するための訓練のことです。
学校や職場、あらゆるコミュニティの中で、対人関係やコミュニケーションは切っても切れないものです。
現代では様々なデジタルツールも進化し、チャットなどの文字でのやりとりも増えてきましたが、全てをそれらに頼るのは難しいことです。
また、コロナ禍も影響し、オンラインでの会議や面接、研修が多く取り入れられてきました。
直接顔を合わせて接する機会が減り、表情や場の雰囲気を読む場面が減ったことでコミュニケーション力の低下が社会的な課題となったというニュースをご覧になられた方もいるのではないでしょうか。
皆さんの周りには「コミュニケーションが上手だな」と感じる方はいらっしゃいますでしょうか?
また、その方の特徴や良いところはどんなところでしょう?
私が思いつくところでは、
・話すと楽しくなる
・返しが上手
・いつも笑顔
・何でも聞いてくれる
・雰囲気がいい、感じがいい
…そんなところでしょうか。
器用に振舞えればいいなと思いながらも、「どう切り出したらいいんだろう」「いいリアクションが出来ない」「何気ない雑談ほど怖い…」と、自分から関わっていくことに不安を感じることもあるかと思います。
ご家族や近しい友人に対しては、気兼ねなく話ができるのに…
こんな疑問を持ったことはありませんでしょうか。
では、親しい人とそうでない人の違いは何でしょう?
それは、相手のことが【よく分かる】【分からない】の差です。
何度も話している相手は、性格や考え、好きなものなど、相手に関する情報を多く持っています。
そのため、話しかけたときの反応や答えがある程度は予想できるものです。
しかし、初対面の方やまだ関係性が深くない相手との会話においては、「どんな返しが来るだろうか」「こんなことを言ってはまずいだろうか」などの不安が多く発生します。
つまりは、相手のことが【よく分からない】からこそ、どのようなコミュニケーションをしたら良いのかに悩んでしまうことになるのです。
SSTは、毎回各テーマの講義と日常生活や職場の場面を想定してロールプレイで実践していくプログラムです。
挨拶や話しかけるきっかけ、何かを断ること…
会話におけるちょっとした技や言い回し、タイミングなどについて、皆さんでポイントを確認して振り返っていきます。
初めは苦手感があったコミュニケーションも、何度も繰り返していくうちに「こんな表現使えばいいのか!」「あの人の話し方、とっても気持ちがいいな」と、たくさんの学びや発見があると思います。
コミュニケーションや人間関係でお悩みの方、時間をかけてゆっくり練習したい方、是非一度SSTを見に来てみませんか?
メルディアトータルサポート上野では、ご相談や見学も随時受け付けております。
障害をお持ちの方で就労についてお困りのことがありましたら、まずは一度、お問い合わせください。
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