上手な人の真似をしよう~モデリングの薦め~
こんにちは!メルディアトータルサポート上野・支援員Kです。
春は、生活や就労状況の変化に伴い、体調や心のバランスを崩しやすい時期にあたります。
仕事もプライベートも充実させるために体を整えることは、最も重要なことです。
特に睡眠はいつも以上に十分にとるように心がけしょう。
上手な人の真似をしよう~モデリングの薦め~
冒頭にて触れましたが、春は変化の多い季節です。
職場では、新しい業務に携わる方も多いでしょう。
特に新しい仕事を覚えるときには、様々な不安や心配がつきものです。
私も複数回の転職経験がありますが、この不安や心配、緊張は、毎回発生するイベントのようなものだと思っています。
(歳が上がればどうにかなると思っていたのですが…)
―新しい仕事を始めるときに生じやすい気持ちの変化―
・早く覚えられるか不安になる
・スキル不足だと感じる
・慣れるまでは緊張を感じやすい など
これらの気持ちの変化は、主に“自信の無さ”から生じるものです。
自信を持つための行動:モデリング
今回は、私自身も日頃から取り入れている自信を付ける方法<モデリング>を紹介します。
モデリング
「他人(モデル)の行動を観察・模倣するだけで学習が成立すること」を意味します。
※心理学者のアルバート・バンデューラが提唱した概念です。
まずは“上手な人の行動を真似してみること”から始めてみるのが、モデリングです。
このモデリングは、繰り返し行うことで自分自身の自信に繋がります。
例えば、職場でお手本となる先輩の言動や行動を観察し、同じように自分自身も真似して行動を起こしていきます。その過程の中で、新たな気づきや自分なりのやり方を学んでいくのです。
(自分だったらこれは出来ないけれど、あれだったら出来るかも!など)
その過程を何度も繰り返すことで行動は自分自身に吸収され、習慣となっていきます。
まずは、いい先輩を「お手本」にするクセ付けから
職場の中で参考にできる人、「〇〇さんのここがいいな」と思える人がきっと周りにはいると思います。
自分が持っていない性格や能力をもっている人と知り合えたら、さっそくお手本とさせてもらうクセをつけましょう。
全てを真似しようとしなくてOK!
ここで失敗しがちなポイントは、相手の全てを完璧に真似しようとしてしまうこと。
小さなことでも構わないので、少しずつ真似をしていくのが大切です。
話し方が上手な人 →まずは笑顔で話しているのを真似しよう!
仕事がテキパキこなせる人 →タスク管理の仕方を真似しよう!
こんな感じで、少しずつ出来るところから始めていき、お手本となる相手の真似出来るところをどんどん増やしていきましょう。
成功体験が積み重なっていくことで、ちょっとずつ自信に繋がるはずです。
私自身も、前職にてまったく今まで経験したことがない高齢者事業の管理職を任されたことがありました。
密に接したことがない相手に上手く立ち回れるのか、とにかく不安で仕方ありませんでしたが、じたばたしてもどうにもならないので、先輩にアドバイスを求めたところ、「まずは高齢者の皆さんに顔を覚えてもらうこと!懐に飛び込め!」と助言をいただきました。
その先輩は、フットワークが軽く、どんなに忙しくても笑顔で対応している姿がとても素敵でした。まずはその社交的な姿を真似することから始めました。
↑高齢者の行事に参加したときの写真です。
(一生懸命練習してエントリーした吹矢の大会です…今ではいい思い出…)
イベントには顔を出し、出来るだけ多くの人に毎日声をかけるように意識的に行動することで、1年後には「居ないと寂しい」「よく気にかけてくれる」と、嬉しい言葉をいただけるようになり、仕事も円滑に進むようになりました。
時には真似をしてみてもうまくいかないこともありますが、その人のやり方をベースに、自分なりの色をつけていければ、大きな失敗をせず成功への近道に繋がると思います。
まずは上手い人の真似から始めてみましょう!
さいごに
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