【施設探訪】利用者さんの可能性を引き出すことを目指し、 横浜の地で農業を通じた地域共生を。
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トピックス2024年09月9日
<自然を相手にする農作業で日々身体を動かすグリーンの利用者の方々はとっても元気。オレンジのコンテナに入っているたい肥を運ぶ利用者の方々の額に汗が光ります。>
利用者さんの気持ちの代弁者でありたい
農作業、農作物の加工販売などを行っている社会福祉法人グリーン(以下、グリーン)。生活介護事業所として利用者の方々の生活と働くことをサポートしています。現在は19〜60歳までの56名が利用しています。地域作業所として開設した1993年以来、農作業を中心に活動してきました。今や畑は8000平米、田んぼは1700平米を誇り四季折々の農作物とともに過ごしています。来年には30周年を迎え、最初に入られた方は48歳になりました。
「利用者によりそい ともにいきる」を掲げ、働くことで社会に必要とされる喜びや、暮らしの中での安らぎを感じられるよう寄り添い、ともに生きていくことを理念としています。施設長の開地さんは「施設で働く中で、ご家庭にいる時とはまた違った才能を発揮される方もいます。利用者さんがやりたいと思っていることを実現できるように保護者の方を含めて働きかけることを大切にしています」と語ります。
<週に1度体操をして身体をほぐします。体を整えることはもちろん、リラックス効果で心の健康にも繋がります。>