理事長として母として 子どもが秘めている様々な能力が、明るい未来に繋がると前向きに過ごしてほしい
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トピックス2024年10月15日
茨城県つくば市、土浦市をメインホームタウンとするバレーボールチーム・つくばユナイテッドSun GAIA(以下、サンガイア)にて理事長を務める都澤みどりさん。「些細な事でも成長した姿を見られるのが楽しみ」と息子さんとのエピソードとともにお話を伺いました。

色んな場所にともに訪れながら奮闘する育児
創設者かつ父親であった前理事長の遺志を引き継ぎ、2015年からご自身の地元・茨城県を、バレーボールを通して盛り上げたいと日々奮闘されている都澤さん。彼女には自閉スペクトラム症と知的障がいのある6歳の息子さんがいます。息子さんについて伺うと、「運動や働く車が大好きです。癇癪を起こすことがあったり、自分の気持ちを言葉で表現することは苦手ですが、一人でどこかへ行くことはない慎重派です。朝起きて私が腕時計をしていないと持ってきてくれたり、赤ちゃんの時は、私が朝早く起きないといけない日はその時間の前に泣いて起こしてくれたりと、私の予定が分かっているかのようです。色んな世界を見せてくれる癒しの存在です。笑っている姿を見ると私も頑張ろうと思えます」と言います。仕事との両立はどうされているのでしょうか。「仕事と育児の両立は難しいなと感じます。家族や周囲の協力に感謝しかありませんが、子どもに寂しい思いをさせていると思うこともあります。ただ、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、在宅で働くこともできると分かり、現在週1日は在宅勤務にして、家のことや子どもの送迎もできるようにしています。遠方で仕事がある際は、子どもも帯同可能であれば一緒に行って、帰りに遊園地に遊びに行ったりしています」と話します。

メンバーの半数近くが特別支援学校の教師であるサンガイア
些細なことでも成長した姿や色んなことが楽しみだと語る都澤さん。成長を感じたエピソードを聞くと「息子は言葉があまり出なかったのですが、最近は何かを開けてほしい時は『あけ』と言ったり、何が見たい?と聞いたら『ぱう(パウ・パトロール)』と言ったり、少しずつ言葉で表現するようになりました。また、何かお願いしたい時は『これを持って行って』と言うと持って行ってくれたり、言っていることは理解できているなと感じます」。
そして、今回の取材にはサンガイアの選手も駆けつけてくださいました。実はサンガイアには、特別支援学校の教員として働く選手が8名います。「弊チームでは選手はみんな仕事とバレーの二刀流です。最初は教員免許のある一人の選手が、教員をやりながらバレーをやっていたことが始まりです。選手活動と並行することに理解のある環境だったため、そこから教員免許を持っている選手も増えてきて、今では半分近くが教員と、チームカラーかのようです。息子も近々、特別支援学校の見学に行く予定ですが、今後選手にお世話になるかもしれないですね。色々な場所に連れて行ったおかげか、初めての場所にも抵抗がないので、学校にも馴染んでくれたらなと思います」