歯医者のようにカウンセリングを
こんにちは。カウンセラーの小川です。
ちょっと前に、ずいぶん長いこと行ってないしな、と苦手な歯医者に行き始め、幸い大きな虫歯はなく、小さい虫歯も治してもらったのですが、治療が終わった後もなんとなく定期メンテナンスで行くようになりました。
3か月後に来てくださいと言われたので行っているというだけですが、一生ものの歯なので、苦手な歯医者ではありますが、時々行っておこうかなと思っています。
歯医者のようにカウンセリングを
さて今回は、どうしたらカウンセリングがもっと身近になって利用しやすくなるのかな、といったところで日々考えていたところ、関係機関の方から出たお話しにヒントを得て、カウンセリングの活用方法のひとつの提案をしたいと思います。
「歯医者みたいに定期メンテナンスとして行けたらいいですよね」
それだ!と最近歯医者に行っているわたしにはどんぴしゃで響いてしまったのですが、そうなのです、メンテナンスとしての機能もあるのです。
歯医者を定期メンテナンスとして行っている人ばかりではないと思いますが、虫歯ができたから行くのではなくて、できる前に時々行っておくことで、ひどくなることを防いだり、良い状態を保つことができますよね。
カウンセリングの目指すところのひとつとして「予防」がありますが、自身の思考の整理、どうしたいのか、今のままでいいのか、何がよくないのか、様々なことを定期的に整理するという定期メンテナンスとしての活用も、おすすめしたいです。
歯医者、美容院、マッサージ、カウンセリング、スポーツジム、習い事、、そういう並びになっていく日が来るといいなと思います。
様々なカウンセリング
カウンセリングは、本当に個別で様々な目的があります。
解決したいことがある方の場合は解決が目的なので、もちろんそのテーマを中心に進めます。
辛いとき、ただ聞いて欲しいんだ、というカウンセリングの目的もあります。
思考の整理、という目的もあります。これは、現状で言いますと最初から思考の整理が目的です、と仰る方は少なく、何らかの困りごとがあってカウンセリングを受けてみたところ、思考が整理されたことに一番効果を感じた、と仰る方が多いと思います。
何が入っているのかわからない引き出しを一緒に開けて、ひとつひとつ取り出して、いるものいらないものを分けたり、ばらばらにならないように片づけたり、そんな作業と似ているかもしれません。
メンタル面の定期メンテナンスとして活用していると、過度に落ち込まなくなる、過度にピリピリしなくなる、落ち込んでも回復が早くなる、ということが出てきます。
メルディアウェルネスでは、明確な事象の解決・改善はもちろんのこと、「思考の整理」「定期メンテナンス」という目的でも活用いただいてOKなのです。
メルディアウェルネスのカウンセリング
メルディアウェルネスは、PCA(パーソンセンタードアプローチ)といって、クライエントさんを中心に据えたカウンセリング技法を軸にしています。
PCAでは、クライエントさんが自身の本心や本音に気づける環境を作れることを目的としていて、そのプロセスをカウンセラーがサポートしていきます。
こんな話ししたら引かれるかも…といった内容でも、お話しください。引き出しの中に一カ月前の食べかけのパンが入っていてそれを出されても、カウンセリングでは引きませんよ、ということです。そっか、一カ月前のパンあったんですね、というだけのことです。(例えです)
メルディアウェルネスが合う方は、毎月継続して来ていただいている方が多く、またふと思い出したように久しぶりに予約してくださる方もいたりして嬉しい限りです。
カウンセリングの時間を自分のために活用してくださいね。良い時間になるようこちらも日々精進です。
よい一日を。