【ストレスケア】読書で心を整える
こんにちは、カウンセラーの芳川です。
11月に入り、朝晩の冷え込みが増してきましたね。日が落ちるのが早くなってきたこの季節は、温かい飲み物と一緒に本を読むのがとても心地よく感じます。最近は、寝る前に短い物語を読むことで、一日の疲れをゆっくりとほぐしています。
さて今回は、「読書とストレスケア」についてお話ししたいと思います。

読書のリラックス効果
心理学の研究によると、たった6分間の読書でもストレスレベルを大きく下げる効果があることが報告されています(Dr. David Lewis 他/University of Sussex, 2009年)。
読書は心拍数を落ち着かせ、筋肉の緊張をほぐし、気分を切り替える「小さな休息」になります。
スマホでニュースやSNSを見るよりも、紙の本や電子書籍でストーリーに没頭する方が、脳のリフレッシュに繋がるといわれています。
読書の心理的な効果
読書はストレス解消だけでなく、心にもこんな効果があります。
・気分転換になる
本を読むことで日常から一時的に離れて物語の世界に入りこめます。
毎日の忙しさから離れることで、頭の中の悩みが整理されやすくなります。
・感情理解の促進
登場人物の気持ちに寄り添うことで、自分や他者の感情への理解が深まることも。
・自己洞察
エッセイや小説などの本を通じて、自分自身の価値観や考え方に気づくきっけにもなりますね。
日常に読書を取り入れるコツ
忙しい大人にとって、長時間の読書はなかなか難しいですよね。大切なのは「少しの時間でも読める工夫」をすること。
・寝る前の10分を読書にあてる
・気になる本をリビングやバッグに置いておく
・短編集やエッセイなど区切りの良いものを選ぶ
・通勤時間を読書タイムにする
「全部読まなきゃ」と思うと負担になるので、数ページでも楽しむ気持ちで手に取るのが続けるコツです。
活字が苦手な方には絵本もおすすめですよ。
本を読む気力がわかないときは
読書は心を整えるすてきなセルフケアですが、文字を見るだけで負担を感じたり、本を読む気持ちの余裕すらなくなることもあります。そんなときは、「休みたい」という心からのサインなのかもしれません。
読書を読むエネルギーが無いときは、安心して話せる場を持つことも大切なセルフケアのひとつです。
もし今、心の疲れを強く感じている方は、どうぞお気軽にメルディアウェルネスにご相談くださいね。















