【心理検査】こどもの発達検査と知能検査
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
少し暖かくなったと思ったらぐんと寒い日が続いたりと、まだまだ身体が冷える毎日ですね。
そんな日は入浴剤を入れた湯船にゆっくり浸かるようにしているのですが、最近はまっているのが「エプソムソルト」です。「ソルト」という名前がついていますが成分は塩ではないので、肌荒れしていても全く染みないのと、身体が芯から温まるのでお気に入りです。
発達検査と知能検査の違い
お子さんの相談をする親御さんから「発達検査と知能検査って何か違いがあるんですか?」「K式は受けたことがありますが、WISCは受けた方が良いのでしょうか?」といった質問を受けることがあります。
発達検査と知能検査は、子どもの能力や発達段階を評価する際に使用される主要な検査ですが、それぞれの目的には大きな違いがあります。
発達検査は運動領域や社会性などの全般的な発達度合いを調べる検査で『実年齢と発達年齢の差』がわかります。(発達指数(DQ))
一方で知能検査は認知能力や知能機能にフォーカスをする検査で『知能指数(IQ)がどれくらいか』を調べることができます。
心理検査の種類
代表的な心理検査を「発達検査」と「知能検査」に分けてご紹介します。
〈主な発達検査〉
・新版K式発達検査
・津守・稲毛式乳幼児精神発達検査
・遠城寺式乳幼児分析的発達検査
発達検査は、乳幼児から適用できる検査もあり、未就学児の児童には多く用いられています。
K式発達検査は改定を繰り返し、「新版K式発達検査」の適用年齢は0歳~10歳でしたが、「新版K式発達検査2001」は成人までを対象としています。
〈主な知能検査〉
・田中ビネー知能検査Ⅴ
(2歳~成人(1歳以下も発達チェックは可能))
・WPPSI 知能診断検査
(3歳10か月~7歳1か月月)
・WISC-Ⅳ知能診断検査
(5歳0か月~16歳11か月)
・KABC-Ⅱ心理・教育アセスメントバッテリー
(2歳6か月~18歳11か月)
※WPPSI、WISC、WAISは全てウェクスラー式知能検査です。年齢別に適用検査が異なるため名称が違います。
◆心理検査の目的
誤解されやすいのですが、発達障害は発達検査や知能検査を受ければ確定診断されるわけではありません。
心理検査以外にも、行動観察や問診など、複数のアセスメントを通して判断されるものであり、IQやDQの数値だけで分かるものではないからです。
検査を受けるうえで大切なのは、知能検査や発達検査を受けることでお子さんは「何が得意で何が苦手なのか」「どのような状況が合っていて、どのような状況が苦手なのか」という情報を得ることです。
検査を受けるきっかけはポジティブな理由は少なく、保育園や学校の先生から発達の遅れについて指摘を受けるケースも多くあります。親御さんがお子さんの様子から違和感を覚えることもあるでしょう。検査を受ける際には「今子どもや周囲は何に困っているのか」「何について詳しく知りたいのか」を整理してから受けることをおすすめします。整理をしないまま受けると、結果が何を意味しているのか、生活の場面でどのように活かせるのかがわからないまま終わってしまうこともあります。
検査を受けるかどうか悩んでいる、検査結果の受け止め方に困っている、フィードバックをもらったけどどのように子どもに接したらよいかわからない…というご家族の皆様、お気軽にお問い合わせくださいね。