カウンセリングって聞くだけなの?
こんにちは。カウンセラーの小川です。
最近メルディアウェルネスのサイトが新しくなって、当ブログ『MW通信』や『カウンセラー紹介』のページなどができました。
カウンセラー紹介ページに好きな食べ物を載せることになった際に、実はわたしは本当に悩んでしまいました。
普段聞かれることがないので、答えの準備がなかったのです。
わたしの好きな食べ物って、なに?
カウンセリングって聞くだけなの?
みなさんインタビューってされたことはありますか。
人に質問されると、今回のわたしのように(わたしは好きな食べ物ですが)改めて自分を振り返るきっかけになることがあります。
カウンセリングにおいても、カウンセラーがところどころ質問をすることがあって、インタビューに似ているな、と思ったことがあります。
「それについてご自身はどう感じましたか?」
「腹が立ったのはどの部分に対してですか?」
そのように質問されることで、ふと自分の心の底を見つめようとします。
言われて初めて考えて、あ、わたしってこんな風に思ってたんだ、という自分の発見につながるのです。
(かと言って質問攻めにはしませんのでご安心ください)
カウンセリングって聞くだけなの?
と言われることがありますが、カウンセリングは聞くより「聴く」。
60分などの一定時間、自分を主役として話しを聴かれる経験は、日常にはほとんどありません。
メルディアウェルネスではいろんなニーズにお応えしたいと思い、ペアレンティングやソーシャルスキルトレーニングなども取り入れていますが、すべての始まりは「聴く」ことからだと思っています。
うまく話せなくても大丈夫です。
自分の気持ちにぴったりあてはまる言葉が見つかり、外へ表現することができたら、心の重みの半分、もしくはそれ以上、軽くなることがあるのです。
辛くなりすぎる前に、メンタルヘルスの一環としてカウンセリングを気軽に利用できる社会になったらいいなと思っています。
よい一日を。
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