モンテッソーリ教育
みなさんこんにちは。カウンセラーの芳川です。
今日、11月20日は『世界子どもの日』。『子どもの権利、福祉の向上』を目的に1954年に国連で制定されて以降、世界中で子どもたち幸せを考えるイベントが開催されているそうです。
日本のイベントを調べてみたところ、NHK・ユニセフ・セサミワークショップによる共同イベントが開催され、特設ページが設けられていました。
Eテレの番組では、以前広報誌メルディアの表紙を飾ってくれたセサミストリートのジュリアちゃんが大活躍しています。(広報誌vol.58)
今回は世界子どもの日にちなんで、療育に関心がある人なら一度は聞いたことのある『モンテッソーリ教育』について触れていこうと思います。
モンテッソーリ教育とは?
『子どもには自分で学んでいく「自己教育力」があり、適切な環境があれば子ども自身で自発的に行動し成長していける』という考えの教育法で、イタリアの医師、マリア・モンテッソーリが提唱しました。
モンテッソーリが1907年に知的障害の幼児教育施設を設立以降、世界から注目を集め「モンテッソーリ教育」と呼ばれるようになり、今では約110ヶ国で実践されているようです。
子どもの自発性を大切にする教育
大人が教え込むのではなく、子どもの興味や発達段階に合わせて興味を惹く内容を用意し、「おもしろそう!」「やってみたい!」というきっかけを作り、自発的な活動を促す関わり方をしていきます。
子どもの自ら学ぶ力を育てていくために環境整備をしていくので、大人の声かけも大事になってきますよね。
モンテッソーリ教育と世界子どもの日
マリアは晩年、平和と子どもの生命の尊重を訴える運動に力を入れ、ノーベル平和賞の候補にもあげられたそうです。
彼女の想いとメソッドから出来たモンテッソーリ教育は、世界子どもの日にピッタリの考え方ですね。
メルディアウェルネスでは、障害児者を育てる親御さんからの相談を受ける中で、モンテッソーリ教育の要素を交えた助言や提案をすることもあります。
子どもの平和を考えるには、大人の平和も大切。子どもたちを守るためにも、私たちは親御さんの味方でありたいと思っています。
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