人の顔色をうかがうのをやめたい
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
金木犀の香りで秋を感じる季節になりましたね。外を歩いているときに風に乗った金木犀の香りをフワッと感じると、なんだか優しい気持ちになれる気がします。
あっという間に香る季節が過ぎてしまいそうなので、外を歩くときは思いっきり空気を吸い込み満喫する予定です。
人の顔色をうかがう
人の顔色を伺うことは人間関係において大切なことです。全く顔色をうかがえないとなると、「空気が読めない」「人の心が分からない」など、相手の状況に応じた判断ができなくなり、結果として良い人間関係を築きにくくなります。
顔色を伺うということは、生活をしていく上ではとても大切なことです。
しかし、自分の意志なく顔色を伺い続けてしまうととても苦しくもなってしまいます。
「いつも相手が求めているリアクションをとる」
「常に顔色を見てから判断してしまう」
「上司や先輩に必要以上に気を遣う」…。
自分よりも相手を優先し過ぎるのは心も辛くなりますし、人間関係に疲れますよね。
人の顔色をうかがい過ぎる理由
ざっくり分けると理由は2つ。
「子どもの頃の親子関係」と「周囲の価値観」がほとんどの要因。
「年上の人の意見は素直に聞きなさい」
「嫌なことがあっても我慢しなさい」
「男の子なんだから、女の子なんだから○○しなさい」などと言った言葉や、
『母親はどんなに辛いときでも笑顔だった』『先生の意見に従わないと不機嫌になるので従うのが当たり前だった』『親の望んだ反応をしないと家の中の空気が悪くなる』などの体験。
このような、親や周囲の大人から受け取ってきた価値観は、大人になっても「こうしなければ」「こうすべき」と心の中に残り続けます。
それが悪いことではないのですが、縛られすぎると苦しくなりますよね。
顔色をうかがい過ぎるのをやめる方法
皆さんの周りにいた大人からのメッセージが心の辛さとなっているのであれば、まずは心の中にある「こうすべき」を切り離すために、そう思う理由を探っていくことが第一歩です。
そして理由探しをする際には、カウンセリングを活用することをおすすめします。
自分の成育歴を一人で振り返るのは、楽しいことばかりではなく辛く苦しくなることもあると思います。
カウンセリングを受け、カウンセラーと共に振り返ることは理由探しの手助けにもなりますし、負担感の軽減にも繋がります。
「カウンセリング」と聞くと、精神的な悩みを抱えた人が病院などで受けるイメージをもつ方も多いですが、海外ではメンタル疾患にならないために早めに受けるものというのが一般的です。
心療内科へ行くほど辛くは無いけどな…という方にも、ぜひカウンセリングを活用していただけたら嬉しいです。
一緒に整理するお手伝いをさせてくださいね。
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