冬のメンタルダウンと予防法
みなさんこんにちは。カウンセラーの芳川です。
今年も残るところ55日となり、明日(2024年11月7日)から立冬です。
朝夕冷え込みやすくなってくるので、風邪を引かないよう気をつけて過ごしていきたいですね。
そして冬が差し迫ってくるこの時期は、メンタルダウンにも気をつけたいところ。
秋冬にメンタルダウンしやすい訳
秋冬は日照時間が短くなるので、太陽の光で作られる幸せホルモン(セロトニンやドーパミン)が減少します。幸せホルモンが減少すると体内時計にも影響する睡眠ホルモン(メラトニン)が作られにくくなり、抑うつ(意欲の低下や気持ちの落ち込みなど)を引き起こしやすくなります。
なんと、イギリスの日照時間は日本の5分の1で、国民の約10%は季節性情動障害(冬季うつ)で悩まされていると言われています。
日本は北国で3〜4%、国民全体で見ると2%前後。(三島和夫(2016)『臨床精神医学』調査)
太陽の光って本当に大事ですね。
おすすめの対策
日照時間が短いなら、太陽が見えるうちに陽の光を浴びましょう。
寒くて家から出たく無い日も、1日の中の10分で良いので外に出てみると良いですね。
バランスの良い食事はもちろんなのですが、意識的にビタミンDを摂ることをお勧めします。
ビタミンDには様々な効果があり、精神の安定に作用するセロトニンの生成を促すはたらきもあるのです。
ビタミンDは太陽の光を浴びることで生成が促進されるので、秋冬は不足しがちに。ビタミンDが多く含まれる魚やきのこ類を意識的に取り入れてみてくださいね!
鮭のホイル焼きがピッタリだ!と思ったのですが、毎回魚ときのこを取り入れる食事作りは大変なので、サプリメントで補うのも一つの手です。
冬のメンタルダウンを起こす前に、日の光をたくさん浴びて過ごしていきたいですね。
日々の過ごし方を工夫したい、心のモヤモヤを整理したいときは私たちのカウンセリングルームをぜひご活用ください。
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