大人の勉強法
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
学生の頃は机に向かって教科書を広げて「よし、覚えるぞ!」と勉強をしていたのですが、社会人になってからは暗記をするような勉強は全くしなくなりました。
自分の隙間時間に気になることを調べながら使える情報を蓄えていくような感覚です。テストで100点を目指す必要は一切無いので、疑問に思ったり解決したいことがあると「なぜ?」と調べていくので、暗記勉強はしていないけれど新たな情報を覚えていたりします。
学生の頃もこんな風に取り組めていたら…!なんて思いましたが、当時の勉強は興味関心の幅を広げたり、知識と知識を結びつけるための土台作りとして必要だったんですよね。
加齢と記憶力
大人になってからの勉強は「学生時代より物覚えが悪くなった」と感じている人が多いのですが、実は記憶力は加齢によって下がらないことが明らかになっています。
脳のピークは30代~50代と言われていることから、学生以降の方が勉強に適しているとも言えますね。
物覚えが悪くなったと感じる要因は主に2つ。
「学生の頃と同じ勉強方法を続けている」もしくは「新たな情報を取り入れる心の余裕が無い」ということが考えられます。
大人の勉強方法
仕事や子育てで忙しい毎日の中でまとまった勉強時間を確保するのは難しいですよね。机に向かう時間を捻出するより、移動時間の15分を使って調べるほうが効率的です。調べるときも「覚えよう」とするのではなく「自分だったらどう使おう」と考えることで記憶に結びつきやすくなります。
資格取得や試験にチャレンジするなら、興味の無いテーマにも取り組まなければいけないこともありますよね。そんなときは自分が「知っている」「できる」項目から着手することをおすすめします。興味が無いものよりも楽しくスタートできるのでモチベーションが上がりやすくなります。
気を付けたほうが良いのは睡眠時間を削らないこと。寝ている間に記憶は定着するので、睡眠時間を削るのはもったいないです。睡眠不足が続くと注意力も散漫になるので夜はたっぷり寝たいですね。
脳は好奇心をエネルギーとして活発になるので、大人の勉強は興味を持てること、楽しいと感じることから始めるのがおすすめです。
勉強のモチベーションを継続した方、一緒に目標設定するのでご相談くださいね!
新しいことを覚える心の余裕が無い方、まずは今のご状況を一緒に整理していきましょう。
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