朝のバタバタ回避術!~モーニングルーティン見直してみよう
こんにちは。カウンセラーの小川です。
12月になると、なんだか急に焦るというか、そわそわします。
2025年、これでいいのか、わたし。という自問自答をしたり。
いいも悪いももうしょうがないので、2025年もあと少し、1ミリでも前進できたらいいなと思っています。
朝バタバタしている人はなんでバタバタなのか
さて、みなさんは朝バタバタ派ですか?前日に用意周到準備派ですか?
そもそも、朝バタバタしてしまうのは、どうしてなのか。もし毎朝バタバタでいやになっちゃう、という方がいたら、「やることが多いんだからしょうがないでしょ!」と怒らずに、ちょっと冷静に振り返ってみることをおすすめします。
自分の準備だけではなく、家族の準備に時間を割いている方もいらっしゃると思います。
実際、朝の一定時間でやりきるにはやることが多いからバタバタ・パンパンになるのです。横やりも飛んできたりして、思ったように進まないことも。

1.モーニングルーティンを書き出す
なんでバタバタなのか、理解できない時が多くありませんか。
なんかわからないけどぎりぎり。なんかわからないけど何かができなかった。
まず、朝起きてから出掛ける(または家族を見送る)までをこと細かく書き出してみましょう。こと細かく、がポイントです。よくある日常の流れを時系列で書き出します。例えば、
- 起床
- トイレ
- 洗顔
- 着替え
- ラジオ体操 …
などなど。書き出したら、一番スムーズな順番を考えてみましょう。
着替えの前にラジオ体操だな、という方がいたら、順番を入れ替えていきましょう。
もちろん、順番通りに動いてくれない家族の世話がある場合、この通りにはいかないので余裕を持たせる必要はあります。
でも、もしあなたが圧倒的にお世話する側にいる人であれば、ある程度「わたしに合わせてマインド」も必要かと思います。※そのこと(わたしに合わせてマインド)により、さらなる大変さを負う場合は除きます。
朝の流れを一覧表に書き出し、貼りだしておくと家族で共有もできます。
視覚化することで理解しやすい特性の方がいる場合、イラストを入れて、伝えやすいようにできるといいです。
マグネットを使えば、順番が前後した時もわかりやすいですね。
2.前の晩にやれることはないかな?
1で書き出したモーニングルーティンですが、まずは現状を書き出したうえで、これ朝じゃなくてもよくない?ということがないか探します。
全部朝にやろうとすると、たいていの人は出かけるタイムリミットがあるため、やりきれなかったり、そのことでピリピリが発生したりします。
朝時間がない、パニックになりがち、という自覚がある場合、前の晩にやれることはやりましょう。持ち物、着ていく服の準備などは、前日に回しやすいタスクですね。
3.気が散らない工夫をする
まずリアルな朝の流れを書き出した時に、余計なことをしていないかなチェックをしてください。朝余裕がある方はよいのですが、余裕がないのになぜこれを朝やる?ということが含まれていたりしませんか。
お子さんですと、テレビ、スマホ、ゲーム、など朝の準備が横道にそれることがあります。誘惑になってしまうものは、見えないところにしまう、準備ができたらOKというご褒美的なものにするなど、朝の支度の気が散らない工夫が必要です。準備が完璧に出来たら「ゲームやっていい券」を渡す、などそれ自体に遊びを加えられたら尚よいですよね。
『余白』が大切
私としては、とにかくやっていただきたのはまず1の「モーニングルーティンを書き出す」です。
朝からけっこうやってるな、と頑張っている自分を褒めたり、これ朝じゃなくてもいいのでは、、と気づいたり、書き出している以外のイレギュラーが発生しがちなことにも気づいたりします。
完璧主義になってやることをパンパンに詰めすぎると、イレギュラーには対応できません。特に障がいのある方がご家族にいらっしゃる場合、イレギュラーが発生しがちです。そのことで予定が崩れることがまたストレスになりますので、イレギュラー対応ができるための『余白』を持つようにしていただきたいなと思います。
100点でなくていいので、あーやれた、と思ったら自分に丸をしてみましょう。
- 部屋ぐちゃぐちゃだけど、家族みんな送りだせた!マル。
- 時間がない!てやっていたら、意外と時間が余ってコーヒー飲めた!マル。
イライラ、ピリピリ、し始めたらそれがサイン、見直しのチャンスです。
よい一日をお過ごしください。















