発達に不安を感じたとき、家族はどこに相談すれば良い?
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
つい先日年が明けたと思ったら、あっという間に2月に入りました。
花粉症の私は、春に向けて花粉対策をスタートしたところです。
親御さん方は、年度末に向けて慌ただしくなり始める時期に入る頃かもしれないですね。
さて、今回は子どもの発達が気になったときの相談先についてお話したいと思います。

困りごとを3つに整理しよう
子どもの発達に不安を感じたとき、支援や制度はたくさんありますが、何をどこに相談へ行けばよいか悩む方がほとんどです。
福祉の制度は馴染みがなく、理解するまでにも時間がかかります。
まずは、「今、何に困っているか」を3つに分けて考えてみましょう。
そうすることで、自分が何をすれば良いか整理ができるのでおすすめです。
① 子どもの発達や生活について困っているとき
・園や学校での様子が気になる
・集団生活がうまくいかない
・子どもへの対応に悩んでいる
・発達検査や医療のことを知りたい
そんなときは、行政窓口・学校、園の先生に相談してみましょう。
ここでの相談は「制度や支援につながるための窓口」と考えておくと分かりやすいです。
支援を受けるために必要な手続きや、使える制度を案内してもらう役割があります。
発達特性があるのかも…と感じるときは、行政へ問い合わせる前に、まずは園もしくは学校の先生に様子を伺ってみると良いですね。
その際に「もしかして発達特性があるのではと気になっていて…」と伝えると、先生からの見え方を聞けたり、市区町村の相談窓口を案内してもらえることでしょう。
②親自身がしんどい・迷っているとき
子どもの支援が必要だと分かっていても、親自身がしんどい状況では次の一歩を考える余裕が持てません。
例えば、
・どう関わればいいか分からない
・自分の不安やモヤモヤを整理したい
・家族の中で気持ちがバラバラ、夫婦で意見が合わない
多くの制度は「子どもの状況」を中心に組み立てられているため、親御さんの自身の悩みは制度の窓口では相談しきれないことも多くあります。
このような場合は、継続して話を聞いてもらえる相談先が助けになります。
▶自治体や自治体委託の窓口
・子育て支援センター
・子ども家庭相談室
・子育て支援センター
・教育相談
・子ども若者支援センターなど
(※名称は自治体により異なります)
▶その他の相談先
・親の会
・先輩ママのお悩み相談会(不定期)
・カウンセリングなど
③今すぐ困ってはいないけど、不安が続いているとき
・診断があるほどではない気がする
・このままでいいのか先々のことが不安
・どこに行くか決めきれない
・メンタルクリニックへ行くほどではない気がする
この段階で大切なのは、適切な相談先を当てることではありません。そんなときは「相談してから考える」でOKです。
相談は、「行き先を決めてから行く」のではなく、「困りごとを整理するために行くもの」と捉えてみると、少しハードルが下がるかもしれません。
②に記載した相談先や、社会福祉協議会などで実施している「なんでも相談窓口」といった、相談内容を限定しない取り組みをしている自治体もあります。行き先が分からないときは、あえて広い窓口へ行ってみるのも一つの手です。
制度だけでは足りない部分もある
発達に関する悩みの中には、制度や診断だけでは解決しにくいものがあります。
・家族関係のすれ違い
・親としての不安や罪悪感
・学校と周囲との関係で生じるストレス
こうした部分は話を重ねながら整理していくことで、少しずつ不安点·心配な点が軽くなることが多いです。
制度の前でも制度と平行しても使える相談先
メルディアウェルネスでは、発達障害の診断の有無にかかわらず、家族全体の困りごとの相談もお受けしています。
お子さんの発達相談ももちろんですが、親御さん自身の困りごとや不安についても一緒に整理させていただきます。
カウンセリング費用は2種類ございます。相談料がかからない方もおりますので、こちらをご参照ください。
おわりに
今自分の困りごとは何なのか、そこを整理することで今後の動き方が見えてくるかもしれません。困りごとも良く分からない、というときには、第三者を頼り、今の状況を整理するだけでも気持ちが軽くなるのではないかと思います。
一般財団法人メルディアでは、幼児期(3〜5歳)のお子様を育てる親御さん向けに、『発達支援ガイドブック』を作成しました。
子どもの成長を見守る中で感じる小さな“違和感”や“気になるサイン”を、文章と漫画を交互に用いてわかりやすく整理した一冊です。
気になる方はぜひお手に取ってみてくださいね。
















