脳のストレスとマインドフルネス
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
日々の通勤で少しずつ日焼けしてきた今日この頃ですが、皆さんは日焼け対策はどうされていますか?私は新しい日傘を購入しようと調べているのですが、中々決められず早2週間は経過しました。
さて、今回は私たちの「脳の働き」と「マインドフルネス」についてお話したいと思います。
マインドフルネスはメルディアウェルネスでも取り入れて実施しているんですよ。
◆脳の働き
脳は部位によって様々な役割がありますが、中でも大脳は脳全体の80%を占めており、司令塔としての役割を担っています。
人間が考え、何かを感じ、言葉を話し、記憶をし、状況判断をして意思決定するのも大脳の働きです。
外から拾ってきた情報を大脳が整理をし、考えたり、感情をコントロールしたり、行動を選択するからこそ私たちは日常生活を営んでいけるのです。
◆脳にかかるストレスとは
人は1日6万回思考しているといわれ、意思とは関係なく次から次に思考や感情が湧いて出てきます。
これを放っておくと、私たちの思考は未来のことを考えて不安になったり、焦りを感じたり、過去の出来事に後悔したり今やるべきことを見失ったりする時間が増えていきます。
常に何かを思い浮かべて消えていくというのを繰り返しているということは、脳が休まっていない状態ということ。
「ネガティブなことなんて考えないよ?」という方でも、知らず知らずのうちに脳は疲れていくのです。
脳が休まらない時間が長いと、本来集中しなければいけない場面で集中できなかったり、優先順位の判断を間違えたり、考えごとの整理がつかなかったり、なんだかイライラしたり…なんてことが起きやすくなります。
◆脳のストレスを解消するメリット
脳があれこれと考えて疲れていくのであれば、あれこれ考えるのを「意識的に止める」。要するに「頭の中を空っぽにする」というのが効果的です。
頭の中を空っぽにすると、DMN(デフォルトモードネットワーク)という情報や感情を整理する役割をもつ脳の神経回路が活性化するというメリットがあります。
何かに取り組んでいるときの脳の状態と頭の中を空っぽにしているときの脳の状態を比較すると約20倍増しでDMNが活動してくれると言われているんですよ。
そんなにも違うのか!とびっくりしますよね。
DMNが活性化すると、散らかっていた思考や感情が整理されていくので、適切な判断が出来るようになったり、感情が穏やかになったり、新しいアイディアが生まれたり、集中力がアップします。
◆脳のストレスを解消する方法‐マインドフルネス‐
「頭の中を空っぽにする」のに効果的なのがマインドフルネスです。
マインドフルネスとは「今、この瞬間」に起きていることに意識を集中させ、感情や思考を判断することなく観察している状態のことを言います。
マインドフルネス瞑想は脳や心のトレーニングとも言われています。
多くのメリットがあることから、医療から始まったマインドフルネスは企業やスポーツ業界などでも取り入れられているんです。
メルディアウェルネスでもマインドフルネス瞑想を実施していますので、興味を持たれた方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
一緒に呼吸法からチャレンジしてきましょう。
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