親なきあとの不安~考えておくこと
こんにちは。カウンセラーの小川です。
3月も早半分過ぎてしまいました。三寒四温とは本当に昔の人はアイディアマンだなと思う言葉で、突然都心でも雪が降ったり、小春日和になったり、行ったり来たりのゆらぎの季節についていくのがやっとです。
こんな時期はとにかく湯舟に浸かってしっかり睡眠の確保!と思っています。身体を休めて乗り切りたいですね。
日本財団による意識・実態調査
日本財団が、障がい者家族の「親なきあと」意識・実態について全国調査の結果を発表しました。
メルディアウェルネスには、障がい者家族の方が多くいらっしゃいますが、できることなら子どもを看取りたい、と仰った方はひとりではありません。残していけない、それくらい心配なのです。
不安な家族が85%、現在何かしら準備をしている方が57%ほどだそうです。
いったい、何を考えておくとよいのでしょうか。

親なきあとの不安
日本財団の調査結果より、不安な項目をまとめますと以下の通りです。
- お金のこと
- 体調急変時や災害時など、緊急時の対応
- 気軽に相談できる相手がいなくなること
- 兄弟姉妹や親族への負担
- 支援者との連携やサポート体制
- 食事の準備や掃除など、日々の家事のサポート
- 住む場所の確保
ご自身の家族にあてはめてみると優先順位は変わってくるかもしれません。
将来に向けて考えておくとよいこととしてわかりやすいと思いますので、是非チェックしておいてください。
お金のこと
まずみなさんが取り組みやすく、実態調査の仲でも準備している方が多かったのが「貯金」です。
ご家族用に口座を分けて手を付けないお金として確保される方もいらっしゃいます。
クライエントさんから聞いて知った情報ですが、ゆうちょ銀行の『ニュー福祉定期貯金』というものがあって、活用できる方はこういったサービスも使っていけるといいですよね。
いろんな情報をみんなで共有しながらやっていけるといいなと思いました。
(情報提供のCさんありがとうございました!)
関係者や相談先の整理
エコマップ、というものはご存じでしょうか。障害福祉の世界ではよく使われるものなのですが、
いわゆる関係者を一覧で見れるようなもので、難しく考えなければご自身でも作れます。
障がい関係なく、自分を支える人たちはどこにいるんだろう、誰なんだろう、というものはまとめてみても面白そうです。
例えばAさんの場合は、こんな関係機関があります。
家族、B型作業所、かかりつけの病院(歯科、皮膚科、心療内科、などなど)、役所の●●課、美容院、近所のAさん、計画相談、地域活動支援センター、ダンス教室
こちらを、ご本人を中心とした図にして、それぞれの担当者名があれば名前、電話番号などの連絡先や必要なら場所も書き込んでいきます。
こうした支援体制をどう作っていけるかが、将来への安心にもつながりますし、母親しか知らない、という状況を避けるためにも、何かしらまとめておくとよいですよね。

メルディアウェルネスでできること
親なきあとの不安に対してメルディアウェルネスでできることは、一緒に考え、伴走することだと思っています。
項目の中にもあった、「気軽な相談相手」にもなれたらうれしいです。
ひとりひとり、障がいもちがう、性格もちがう、地域性もちがう、使える制度もちがう、関わる人もちがいます。
知的障がいのAさんと、知的障害のBさんは、同じではありません。
様々な専門分野があり、メルディアウェルネスで全部を網羅するのは困難ですが、知っていることはお伝えし、わからなければ調べる、悩むのであれば整理して一緒に考える、ということをしています。
もちろん心理面でのサポートは大事に考えており、不安な気持ちも整理していくことで大きな不安ではなくなってくることもあります。
クライエントさんみなさまのよりよい今と将来のために一緒に取り組んでいけたらと思っています。
日々勉強を重ねていますが、これまでの経験や学びも踏まえて、よりお役に立てるような施設になっていけたらうれしいです。















