誕生日ブルー?年齢にとらわれない過ごし方
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
つい先日、誕生日を迎えました。
1日中仕事で特別な予定もなく過ごしていたのですが、同僚のカウンセラーが休憩時間にケーキを用意してくれました…!
思いがけない心遣いに、何でも無い日がhappyな日に。
久しぶりに食べたモンブラン、とても美味しかったです。
誕生日は喜びや嬉しさを感じる一方で、年齢を意識する日でもあります。
思い描いていた人生を歩めていないと気持ちが沈んだり、「もう〇歳だから…」という言葉が、知らず知らずのうちに自分の可能性を狭めてしまうことも。
子どもの頃は「早く大人になりたい!!!」と思っていたはずが、大人になると次第に「もう年齢を重ねたくない」とも思うように。
せっかくなら、誕生日はブルーな気分で過ごすのではなく、自分で自分を大切にする日にしたいところ。
誕生日ブルーになる理由
・年齢と自己肯定感の関係
加齢とともに自己肯定感が下がる人もいれば、逆に上がる人もいます。
誕生日は1年に1度の区切りにもなるため、今までの人生を振り返る方も多くいます。
「こんなはずではなかった」「もっとこうしていたかった」など、思い描いていた自分と現実とのギャップで苦しくなることも。
年齢に意味づけをするかどうかで数字の受け止め方も変わり、新たな行動も制限されやすくなります。
・周囲との比較
最近はInstagramやfacebookなどのSNSを通して周囲の楽しそうな毎日を気軽に見られますよね。
実はSNS上にアップされるのは楽しい瞬間の1ショットなのですが、そこだけを見ていると全てが幸せなんだろうなと感じがちです。
他人と比べるのではなく、去年の自分と比べることで成長を感じやすくなります。
・嫌な思い出がある
過去の誕生日で苦い経験があると、誕生日を迎える度に嫌なできごとを関連付けてブルーな気持ちに。
誕生日に楽しいイベントをぶつけて、「楽しい日として上書き」するのがおすすめです。
誕生日ブルーの対処法
・「特別」にしない
「誕生日なのに」と思えば思うほど代わり映えの無い毎日にがっかりしやすくなります。
・自分から企画する
「誰か気づいてくれるかな」「祝ってくれるかな」と待っていても、期待外れで落ち込むことも。
もし誰かと一緒に過ごすなら、自分がやりたいこと、楽しいと思えることを自分から仕掛けていくのも一つの手です。
・ご褒美DAYにする
気になっていたちょっとだけ贅沢なカフェに行ったり、美容室や岩盤浴で自分を労わる日にするのもおすすめです。
外に出るのが億劫なら、たまにはデリバリーご飯も良いですね。
自分が自分を労わる日があるのは心の健康にも大事です。
・未来に目を向ける
「○○才になっちゃった…」とつい後ろ向きになりがちですが、「これからの1年でやりたいこと」を書くことで未来へのスタート地点に変えられます。
大きなことでなく、小さなことで大丈夫です。
動物園に行く、〇〇のコーヒー豆を買ってみる、〇月お散歩に行くなど。
日々の気分転換にも繋がるのでおすすめです。
年齢はただの数字です。
もし誕生日ブルーで辛いなら、辛いという自分の気持ちを受け止めてあげても良いのかもしれません。