辛い時の踏ん張り方-障害者家族を支援するカウンセラー-
みなさんこんにちは。カウンセラーの芳川です。
今年も残るところ1ヶ月。ふとした瞬間に1年を振り返るのですが、真っ先に思い浮かぶのは、メルディアウェルネスが開所して1年を迎えられたこと。そして障害者家族の相談先としての認知度が少しずつ上がり、登録クライエント数が100名を超えたことでしょうか。
障害者家族と言っても親御さんだけでなく、きょうだい児と呼ばれる兄弟姉妹の方、カサンドラ症候群での困りごとを抱えるご夫婦、うつ病や発達障害のある当事者の方まで多くのクライエントの皆さまにお越しいただきました。
障害者支援が中心となる今の福祉制度の中、障害者や障害児を支えるご家族の相談先という新しいサービスを広めるのは大変さもありましたが、最近では行政をはじめとした近隣の支援施設の方々もメルディアウェルネスの活動を応援してくださり、本当に嬉しい限りです。
辛くてしんどいとき
辛くてしんどくてどうしようもない瞬間ってあると思うんですね。
特に、自分がエネルギーを注いで取り組んでいるのにも関わらず思うような結果が出ないときって、辛く苦しくなることもありますよね。
これは子育てでも仕事でも学校でも、エネルギーを注いでいるのであれば、どのような状況でも共通することだと思っています。
「障害のある子を育てるのに振り回され続けて疲れたけど、親としてなんとか乗り越えたい」
「家庭と生活の両立が難しいが夫を頼れる状況ではない」
「仕事でプレッシャーのある仕事を任されて押し潰されそう。うまくできる自信もないがやらない訳にはいかない」など。
こういう状況のときはとにかく我武者羅なのですが、ふとした瞬間に大きな不安が襲ってきたり、常に不安感を抱えたまま生活を送っていたりする方も少なくありません。
特に成長ペースのゆっくりな知的障害、発達障害のお子さんを育てている親御さんは、子どもの成長が見えにくかったり、他の子と比較して落ち込んだりなど、不安を抱えやすい傾向があります。
気持ちを立て直して踏ん張る方法
頑張り続けるのも辛いから今すぐ投げ出したいけれど、今ここで投げ出す訳にはいかないという状況もありますよね。
特に子育てであれば、どんなに大変でも踏ん張るしかないことも多いでしょう。
そんなとき、気持ちを立て直す方法としておすすめなのは『今やるべきことを書き出す』ということ。
頑張りたいけど苦しいときは、
「この状況がずっと続いたらどうしよう」
「これ以上やっても無駄なんじゃないか」と、思うような成果が出ていないことから大きな不安を抱きやすくなっています。
『やるべきこと』をタスクとして書き出し、作業のようにコツコツ取り組むことで目の前のことに集中しやすくなり、先々の不安感の軽減に繋がります。
もし目の前のやるべきことを忘れてしまいそうなら、自分の目に入るところに書き出すのもおすすめです。
携帯の待ち受け、手帳やノート、パソコンや家の壁など。
気持ちを立て直すために目に入りやすい場所に置いておくのが良いですね。
とはいえ、一人で踏ん張るよりも誰かと一緒のほうが踏ん張りやすいです。
身近に一緒に踏ん張れる人がいないなら、ぜひメルディアウェルネスにお越しください。
カウンセラーと今の状況を整理し、取り組むべきこと、取り組めていることなどクリアにしながら、一緒に踏ん張り方や進み方を考えていきます。
もちろん、「ただ話を聞いてもらいたい」という使い方でもかまいません。頭の中にこもっていた気持ちや考えが言葉となって外に出ていくということは、それだけでストレス発散効果があります。
障害児·者のご家族のご利用であれば、無料でカウンセリングをお受けできるプランもございます。(無料の適用条件はホームページもしくはお電話にてご相談くださいね)
どのようなことでもかまいませんので、お気軽にお問い合わせくださいね。
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