高次脳機能障害について
こんにちは。カウンセラーの小川です。
驚くことに3月も終わりに近づいてまいりました。
まだ桜を見ていない!と思っていたのですが、ビルの裏口にごみ捨てに出たところ、小さな公園に1本だけ桜の木があり、咲いているのを見ました。
日本の公園や川沿いには、ほぼ必ずと言っていいほど桜の木があって、さすがだなぁと思います。花はいいですね。

高次脳機能障害について
さて、今日は「高次脳機能障害」について触れさせていただきます。
高次脳機能障害とは、疾病の発症又は事故による受傷による脳の器質的病変に起因すると認められる記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害、失語、失行、失認その他の認知機能の障害として政令で定めるものをいい、その患者数は全国で約23 万人と推計されています。
高次脳機能障害は外形上判断しづらく、その特性の理解も進んでいない等の理由で、患者と家族は適切な支援を受けることができず、日常生活や社会生活に困難を抱えているとの指摘があります。~厚生労働省ホームページより~
このような背景を受けて、2026年4月1日から、高次脳機能障害者支援法が施行予定とのことです。
補足でご説明させていただくと、脳出血やくも膜下出血、交通事故等によって脳のある部分が傷ついてしまい、言葉が出づらい、忘れてしまう、感情コントロールができない、手順が分からなくなってしまう、などの症状が出てしまう障がいです。
どの障がいにも言えることですが、どなたも同じ症状がある訳ではありません。高次脳機能障害だからみんなこうです、ということはないですし、見た目では全く障がいがあることは分からないという方も多くいらっしゃいます。
いわゆる「中途障がい」というもので、生まれつきではなく事故や病気などをにいよって突然負ってしまう障がいです。
渋谷区高次脳機能障害者家族会に参加して
先日、機会をいただき渋谷区高次脳機能障害者家族会に参加させていただきました。
全体で20名程、ご夫婦での参加、家族での参加、単独での参加、また医師やリハビリの関係者の方など、多種多様な方々が参加されていました。
ご家族も当事者の方も含めて一人ずつ、発症経緯であったり、現状どのように過ごせているか、工夫であったり、悩みであったり、私はこうしていますよ、というご意見であったり、全体的に前向きな空気でなごやかにお話しされていたのが印象的でした。
私からはメルディアウェルネスで行ってるウンセリングでのサポート内容や、これまでの支援経験の共有をさせていただきました。
高次脳機能障害を発症してからの社会復帰に関しての話も多く聞かれ、当事者の想い、家族の想い、それぞれが率直に語られていて、家族会という場が情報交換の場かつ心の支えとなっていることを感じることができました。
メルディアウェルネスでできること
こういった場に参加させていただくたびに、障がいのある方の家族支援を行っているメルディアウェルネスとしては何ができるだろう、どういったことでお役に立てるのだろうと改めて考えます。
メルディアウェルネスは「個」であることがポイントで、基本は一対一という場の中で、60分という時間を心の整理にあてることができたり、日常的に人には言いづらいことなど、他者への影響を考えずに話せる場であることが、大事な役割だと思っています。
当事者の方については、ご自身の障がいを他者に説明できる、どうすれば困らないかを自分が知っている、また伝えられる、ということができるようサポートさせて頂きます。
メルディアウェルネスでは、パーソンセンタードアプローチといって、クライエントさんを中心に据えることをベースとしており、かつ、認知行動療法という、個々の考え方の癖にアプローチする方法を組み合わせて対応しています。(治療やリハビリテーションは対応しておりません)
また、今回の高次脳機能障害者家族会では関心が高かった社会復帰の話なども、ご相談に乗ることが可能です。
参加された医師からの『ノウハウは失われない』という言葉はみなさんの希望にもなっていたように思います。
アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)というワードも出てきましたが、それが社会にも自分自身にもあることを自覚して、これからをどう生きるかを考えていくことの場として、メルディアウェルネスも真摯に対応していきます。
よい一日をお過ごしください。















