身体障がい(内部障がい、難聴、視覚障害(弱視))を持つ方が活躍できる職場選びと必要な配慮
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challenged navi2025年01月27日
こんにちは!就労移行支援事業所メルディアトータルサポート上野の相談員です。
身体障がい*を持つ方が自分に合った職場で安心して働くためには、適切な職場選びと配慮が欠かせません。働きやすい環境が整えば、特性に合わせた能力を発揮し、職場で活躍することができます。
今回は、身体障がいを持つ方が活躍するための職場選びのポイントと必要な配慮についてお話しします。
*就労移行支援事業所メルディアトータルサポート上野では、内部障がい、難聴、視覚障害(弱視)など一部障がい種別の方を対象とさせていただいております。
1. 身体障がいを持つ方が活躍できる職場の特徴
- バリアフリー環境が整っている
職場内の移動や作業スペースが快適であることは、働きやすさの基本です。
• 通路の幅や段差の少なさ: 移動がスムーズに行えるよう、段差や狭い通路がない設計。
• 適切な設備: 座り作業が必要な場合は、調整可能な机や椅子の用意。
• 音響環境の整備: 難聴の方に配慮した静かな作業スペースや、音声指示を補うためのモニター表示。 - 業務内容が特性に合っている
身体障がいを持つ方が無理なく力を発揮できる職務内容が重要です。例えば…
• データ入力や書類整理: 視覚障害がある場合、拡大鏡や音声読み上げソフトを活用。
• 電話応対の工夫: 難聴の方には文字やチャットを利用した業務でカバー。 - サポート体制が整っている
職場内での困りごとに対応できる仕組みがあると安心です。
• 相談窓口や担当者の配置: 障がい者雇用担当者がいる職場は安心して働ける可能性が高まります。
2. 職場選びの際に確認するポイント
- 職場環境の実地確認
職場見学や体験を通じて、実際の設備や環境を確認しましょう。
• 動線確認: 通路や出入口が使いやすいか。
• 作業スペース: 必要な道具や設備が整っているか。 - サポート体制の有無
• 定期的な面談やフォローアップがあるかを確認します。
• 必要な場合、企業に特性を説明し、配慮をお願いすることも有効です。
3. 職場側で必要な配慮事項
- 視覚障害への配慮
• 拡大鏡や音声読み上げソフトの導入。
• コントラストがはっきりした資料作成。 - 難聴への配慮
• 文字による指示やコミュニケーションを補助するツールの活用。
• 会議時の要約筆記や、話者の位置が明確になる工夫。 - 内部障がいへの配慮
• 定期的に休憩を取れるスケジュールの設定。
• 業務負荷を調整し、体調に無理がないようにする。
4. 成功事例:身体障がいを持つ方の職場定着
事例1: 視覚障害を持つAさん
- 課題:
細かい資料の読み取りが難しい。 - サポート:
拡大鏡と音声読み上げソフトを導入。 - 結果:
作業効率が向上し、データ入力業務で活躍中。
事例2: 難聴を持つBさん
- 課題:
会議での情報共有が難しい。 - サポート:
チャットツールや筆記を活用。 - 結果:
チームでの協力がスムーズになり、プロジェクトの中心メンバーとして評価される。
5. 就労移行支援事業所メルディアトータルサポート上野の役割
就労移行支援事業所メルディアトータルサポート上野では、内部障がい、難聴、視覚障害(弱視)を持つ方が働きやすい職場を見つけるため、次のようなサポートを行っています。
- 職場見学や体験の手配
- 企業との調整: 必要な配慮を伝え、環境を整備します。
- 就職後のフォローアップ: 職場定着を支える継続的な支援を提供します。
最後に:あなたに合った働き方を一緒に探しましょう
身体障がいを持つ方が安心して働ける職場を見つけるためには、職場環境の確認とサポート体制の充実が大切です。私たちと一緒に、あなたに合った働き方を探してみませんか?
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