夜の不安と自律神経の切り替え方
こんにちは。カウンセラーの芳川です。
私は夜、寝る前に温かい飲み物を飲んで軽くストレッチをしてから布団に入るのが習慣です。
リラックスするためなのはもちろんですが、自律神経が切り替わる準備を体にさせる時間として取り入れています。
今回は、そんな夜の過ごし方とも関係する、夜になると不安が強くなる理由についてお話します。

夜が不安になる理由
夜になると不安感が強まり、考えが止まらなくなったり、胸が落ち着かなくなったりする方は少なくありません。
この状態は「気の持ちよう」や「考え方の問題」ということもありますが、自律神経の調整がうまくいっていない状態として説明できるケースも多く見られます。
夜は副交感神経が優位になる時間帯です。
自律神経は大きく分けて、
交感神経:活動・緊張・集中
副交感神経:休息・回復・リラックス
の2つで構成されています。
本来、夜は身体を休ませて回復させるために副交感神経が優位になります。
しかし、
日中の緊張が抜けきらない
感覚過敏や疲労の蓄積
不規則な生活リズム
スマートフォンや強い光刺激
などといったことが重なると、交感神経の活動が夜まで持続しやすくなります。
その結果、「身体は疲れているのに、頭が休まらない」「理由のはっきりしない不安が出てくる」といった状態が起こります。
夜に不安が出てきたら
不安が強いと、「もっと前向きに考えなきゃ」「頑張って気持ちを切り替えなきゃ」と、頭の中で何とかしようとする方が多くいらっしゃいます。
そういうときは、自律神経がまだ興奮状態にあることが多く、冷静に考え直す力そのものが働きにくくなっています。
この状態で無理に考え方を変えようとすると、かえってうまくいかないことが増えて「余計に不安が強まる」ことも少なくありません。
大切なのは先に身体の状態を整えることです。
体が緩み、副交感神経が働き始めると、「気持ちも後から落ち着いてくる」という変化が起こります。
行動や身体の状態が変わることで、気持ちが変化する
という順番です。
取り入れやすいのは暖かい飲み物
温かい飲み物を摂取すると、
- 末梢血管が拡張し、体温が緩やかに上昇す
- 内臓への血流が増え、身体が「休息モード」と認識しやすくなる
- 呼吸が自然と深くなる
といった生理的変化が起こります。
これらの変化が副交感神経の活動を促進し、過覚醒状態からの切り替えを助けてくれるんです。
就寝前におすすめなのは、刺激の少ない、カフェインを含まない飲み物です。
- 穀物茶:身体を冷やしにくく、日常的に取り入れやすい
- 出汁:香りによる安心感と、内臓へのやさしい刺激
- ハーブティー:カモミールなど鎮静作用が期待できるもの
- 白湯:最もシンプルで負担の少ない選択肢
他にもホットドリンクはたくさんありますので、お気に入りを見つけて自分を労る時間に充てるのも良いですね。
不安が頭の中をぐるぐるとめぐりそうな夜は、無理に切り替えようとせず体をほぐすことを心がけてみてください。
自分一人ではどうにもならないというときには、いつでもメルディアウェルネスにお越しくださいね。















