ネット依存~今日からできる予防策
こんにちは。カウンセラーの小川です。
またしても着るものがわからない季節に入ってきました。暑いのも寒いのもストレスですね。
春しか着られないものを買う勇気がないわたくしです。

ネット依存の実態調査
厚生労働省の2024年度調査研究事業にて、ネット依存・ゲーム依存の実態調査結果が出ました。
調査対象者は10~80歳の日本国籍の方9000名とのことですが、依存傾向について、『インターネットの病的使用疑いが6.2%、SNSの病的使用疑いが1.8%、ゲーム行動症疑いが3.8%であり、さらに若年層(10〜29歳)ではいずれの項目でも割合が高くなった』とのことです。
依存症とは「特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になる」ことを指しますが、それによって本人や家族が苦痛を感じていたり、日常生活に困りごとが発生したりすると、ネット依存やゲーム障害などと診断されることがあります。
ネット依存予備軍
今やスマホを持っていることが前提で世の中動いており、依存まではいかないけど、見過ぎだな、と思うことはありませんか。ちょっと危ない、のサインをいくつか挙げてみました。
- やめようと思っても気づくと一時間以上経っている
- スマホがないとずっと気になってしまう
- やるべきことよりネットやゲームを優先してしまう
- 日常生活や学業、仕事に影響が出る
いかがでしょうか。
あとちょっと、あとちょっと、と延々スマホ画面を見続けていませんか。スマホを大して使わなくてもいい日なのに、ないととにかくそわそわしていませんか。ごはんの時間なのに、ネットやゲームを優先していませんか。宿題やれなかった、睡眠不足で仕事中も眠い、の原因がネットやゲームではないですか。
などなど。耳の痛い方もいるかもしれません。
今日からできる予防策
最も大切なのは、予防です。「やめようと思えばやめられるから大丈夫」、それができなくなるのが依存症なので、まだセーフ、という段階から心がけていけるといいですよね。
メルディアウェルネスには、お子さんがスマホをずっと見ていて困っている、というご相談がちらほらあります。お子さんと一緒に対策できるとよいですよね。
いくつかすぐにできそうな予防策を挙げてみますので、ぜひ参考にしてください。
- スマホの通知を減らす(設定をチェックしよう。通知が多いと常にスマホが気になります)
- デジタルデトックスタイムをつくる(食事中はなし、とか、利用時間は何時まで、など決めるのも良いですね)
- スマホの定位置を決める(常に手元に置いておかない)
- 代わりの行動を用意する(暇つぶしにスマホを触りたくなる場合、別の暇つぶしを考える、手や身体を動かすもの、楽器を弾く、踊ってみる、ストレッチする、など)
食後のスマホタイムが至福、という場合もあります。まずはゼロにしなくてもいいので、それこそゲーム感覚で家族内でスクリーンタイムを競ってみるのも面白いかもしれません。一番短い人が優勝!です。
家族対応のポイント
これがまた難しいのが、「またスマホばっかり見て!」「いつまでゲームやってるの!」という現象です。
事前に、家族間でスマホやネット、ゲームのルールを決めておくことが大切ですが、そのうえで以下がポイントとなります。
- 先回りして言わない
- すぐ怒らない
- たくさん言いすぎない
- 正論を押し付けない
心配する気持ちや使命感から怒ってしまうのですが、これをしていると隠れてやるようになったり、ごまかしたり、罪悪感や劣等感に見舞われたりと、マイナスなことも多くなってしまうことがあります。
早くやめて、ではなくあと何分で終われる?と本人に決めさせるのもありです。きりが悪いところで強制終了させられるのはストレスが高いと思いますので、ここまでね、として終われたらマルです。
余談ですが、大人はゲーム依存よりChatGPTに代表されるAI依存が増加しているんじゃないかな、と思ったりします。
脳の報酬系を刺激して、どんどんハマるように制作する人たちと、それを阻止しようとする人たちと、なんだか変な世の中ですね。
よい一日をお過ごしください。















