職場での質問の仕方がわからない方へ|“何を聞けばいいかわからない”ときの対処法
こんにちは。就労移行支援事業所メルディアトータルサポート上野の職業指導員・Iです。
仕事をしていると誰でも、「ここがわからないなあ。誰かに質問したいな」と思うことがあるでしょう。
でも、
「そもそも何がわからないのかがわからないから、質問できない…」
そんな状態になることはありませんか?
・何から聞けばいいのかわからない…
・質問したいけれど、うまく説明できない…
・「こんなこと聞いていいのかな」と不安になる…
このように感じて、質問できずに困ってしまう方はとても多いです。
時には、質問がうまくできないがために、せっかく就職した職場で居心地が悪くなってしまうことも…。
しかし、実は「わからないことがわからない状態」でも、質問できる方法があるんです!
今回は困ったときの質問のコツと、
メルディアトータルサポート上野で、質問のコツを身につける方法をお伝えします。
「質問のコツ」に興味が出てきたら…見学・相談のお問い合わせはこちら
1. 「わからない」と気づけているだけでOK
まず大切なことは、
「わからない」と感じていること自体が、とても大事な一歩だということです。
仕事では、最初から全部わかる人はいません。
むしろ、
・わからないまま進める
・間違ったまま続ける ことの方が困ってしまいます。
「わからない」と思えた時点で、もう前に進んでいます。
2. すべてを完璧に説明しなくてOK
「ちゃんと説明できないと質問できない」
そう思ってしまう方も多いですが、
うまく説明できなくても大丈夫!
たとえば、
「うまく言葉にできないのですが、少し困っています」
これだけでも、相手に『あなたが困っているという事実』が伝わります。
そのまま使える質問の言い方
すぐに使える例をご紹介します。
「〇〇の作業をしているのですが、どこが分からないのか、うまく説明できず困っています。
一緒に確認していただけますか?」
まずはここから、始めてみましょう。
言葉で説明が難しければ、作業を実際に見てもらうのも一つの手です。
回数を重ねることで少しずつ、自分なりの質問の仕方がわかってきます。
4. 早めに聞く人のほうが信頼されます
「もう少し整理してから聞こう」と思うかもしれませんが、
実は早めに聞く人のほうが職場では信頼されます。
理由は、
・間違ったやり方で作業をせずに済むので、ミスが少なくなる
・ミスの影響が最小限で済み、修正がしやすい
・あなたの「わかること・わからないこと」を早めに知ることで、周りの人もサポートをしやすい
からです。
5. 質問のコツ・3つ
(1)「今、質問しても良いですか?」と相手の都合を確認する
質問をしたい相手の都合を確認しましょう。
職場ではみんながそれぞれの仕事をしており、
誰もがいつでも、質問を受けられるとは限りません。
そのため、相手が質問に答えられるタイミングかどうか、確認をすると良いでしょう。
もし相手から「今は忙しいから、別の人に聞いて」などと返答があったら、
「わかりました。失礼いたしました」などと引き下がり、別の人に質問ができると良いですね。
(2)メモをとる
メモを用意してから声をかけ、返答をメモしましょう。
そして、その後、再びわからなくなったり、不安になったりしたらメモを見返してください。
何度も同じ質問をしなくて済むほか、作業を進める上での安心材料にもなります。
また、『メモをとる』という行為に、相手は「しっかり話しを聞いている」と安心や信頼を感じます。
逆に『メモをとらない』ことは、
相手に「ちゃんと聞いていないのかな」「覚えられるのかな」と不安を与えます。
円滑な人間関係を築くためにも、メモを活用していきましょう。
(3)教えてもらった後、一度やってみる
教えてもらったことを、やってみましょう。
もし可能であれば、教えてもらった直後にすぐ、実践できると良いですね。
そして、実践した結果どうなったか、質問した相手に報告・相談できるとさらに好印象です。
「うまくできました!」「やってみたのですが、なんだか上手くいかなくて…」
うまく行っても行かなくても、報告があると質問に答えた相手は、
「自分のアドバイスを実践してくれたんだな」と嬉しく感じるものです。
6. 質問の練習をしよう~当事業所で知る・実践する・振り返る
「どう聞けばいいかわからない」
「質問するのがこわい」
そんな方も、メルディアトータルサポート上野では安心して練習できます。
① 職業能力評価(MWS)で“苦手な場面”を知る
当事業所では、「職業能力評価(MWS)」を実施しています。
この評価では、
・どんな場面での質問が難しいか
・質問のタイミングは適切か
・自分の知りたいことが返答として返ってくるような質問ができているか
といった「つまずきやすいポイント」を客観的に知ることができます。
「なぜ自分は質問しにくいのか」が分かると、対策が立てやすくなります。
② 模擬就労トレーニングで質問を練習してみよう
実際の職場に近い環境で行う模擬就労トレーニングでは、
・わからないときに声をかける
・報告や相談をする
・途中で確認する
こうした場面が自然に出てきます。
スタッフがそばで見守っているため、安心して「質問する練習」ができる環境です。
③ 面談で質問の仕方を一緒に考える
「うまく聞けなかった…」
「言いたいことが伝わらなかった…」
そんなときは、面談でスタッフと整理をしましょう。
・どこまでできて、どこから難しかったのか
・どんな言葉で質問すると、より良くなるのか
・次はどうするか
ご自身に合った質問の仕方を、スタッフと一緒に見つけていきましょう。
7. 質問は“できない証拠”ではありません
質問することに対して、「できないと思われるかも…」と不安になる方もいます。
でも実際は逆です。
わからないことを確認できる人
ミスを防ぐ行動ができる人
のほうが、信頼されやすいのです。
おわりに
「わからないことがわからない」状態は、誰にでも起こります。
大切なのは、
完璧に話そうとしない
少しでも早く聞く
正直に伝える
そして、
練習できる環境を使うことです。
メルディアトータルサポート上野では、
“できないところを責める”のではなく、
“できる方法を一緒に見つけていく”サポートを行っています。
見学や体験を通して、雰囲気を知ることもできます。
あなたのペースで、はじめの一歩を踏み出してみませんか?







