食事でストレス解消!ストレスがたまったら、心と身体が出すサイン
こんにちは、カウンセラーの芳川です。
たまにはゆっくりしたい!定期的にそんなことを思うくらい「ストレス」は避けて通れない存在ですよね。私も雨の日が続くというだけで、なんとなくどんより気分です。
仕事や人間関係、家庭の問題や、ネットやテレビの色んな情報情報…。あげたらキリのない日常にあふれるストレスとは、なるべくうまく付き合っていきたいですよね。
今回は、ストレスが心や体に及ぼす影響と、食事からできるケアについてお話します。
◆ ストレスがたまるとどうなるの?
ストレスが蓄積すると、私たちの心や体に色んな不調が現れてきます。
例えば…
- 判断力や集中力の低下
- 食欲不振または過食
- 動悸や息切れ
- 不眠や疲労感
- イライラや不安感
このような症状が続くと、自律神経失調症、過敏性腸症候群、高血圧、うつ病などを発症することもありますね。
◆ なぜストレスが体に影響するのか
ストレスを感じると、脳と身体が連携して「ストレス反応」を起こします。
ストレス反応そのものは悪いことではなく、本来は危機的状況に対処するための防衛反応なのですが、これが長期間続くと心身に良くない影響が出てきます。
とくに、精神的な負担(過労・プレッシャー・人間関係など)や身体的な負担(睡眠不足・栄養の偏り・過度な飲酒喫煙)が強いとストレスの影響は大きくなりやすいです。
◆ 食事でストレスに強くなる!
ストレスに強い体と心を作るには、「栄養バランスの良い食事」がとても大切です。
●特に必要な栄養素
- ビタミンC:抗ストレスホルモンの合成に不可欠
- ビタミンB群:脳の働きやエネルギー代謝を助ける
- カルシウム・マグネシウム:神経の興奮を抑える
- たんぱく質:ホルモン・神経伝達物質の材料
●ストレス解消のための食事のコツ
- 「美味しい」と感じること
- 食事を「楽しむ」こと
- リラックスして食べること
-
家族や友人と「団らん」すること
◆ おまけ!知っていましたか?「タバコ1本でビタミンCが25mg消費される」
ストレスで喫煙本数が増えてしまう人も多いですが、実はタバコ1本で25mgのビタミンCが失われます。
これはレモン約1個分(100mg)の約1/4に相当。ビタミンCが不足すると、ストレスに対抗する力も弱まってしまいます。
◆ ストレス対策は「生活と食事」の見直しから
心の不調は、体のサインとして現れることが多いです。
忙しいときこそ、自分の「食べ方」や「感じ方」に意識を向けてみるのがおすすめです。
美味しく、楽しく、リラックスした食事を、今日から取り入れてみてくださいね。
カウンセリングでは、食事・睡眠・習慣・思考パターンなど、クライエントさんの生活全体を一緒に見つめ直すお手伝いをしています。
ぜひお気軽にご相談くださいね。
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