発達障がい~片付けや整理整頓のコツ
こんにちは。カウンセラーの小川です。
晴れの日がやけに嬉しい今日この頃です。
9月の東京は観測史上初めて1か月間すべての日で雨が降ったというニュースがありました。
それを聞いたとたん、どうりで!と思いました。メンタル面も含めてなんとなく体調が悪い、自分もそうですし、いらっしゃるクライエントさんも元気が出ない方が多かったように思います。
恵の雨とは言うものの、太陽の光を浴びることができないのはメンタルにも影響しますね。
曇り空でもセロトニンは生成されるので、うつうつとしているな、という時は曇りの日でも少し外に出て太陽の光を浴びてみるとよいそうですよ。

発達障がいの方は片付けや整理整頓が苦手?
ADHDの方は、特性として1つのことに集中するのが苦手であるという点が、片付けや整理整頓が苦手と言われる理由のひとつです。
洋服を片付けていたら他のことが気になって途中から別のことをしていた、なんてことも。
また、物自体が増えがちな方も多いです。衝動買いと言いますか、欲しいものをパッと買ってしまう。
物が多いが片づけが苦手=散らかる、という図式ができてしまいます。
きちんとしまわずに、ポイとどこかに置いて忘れる、そんなこともあるあるかもしれません。
片付けのコツ
個人差はありますので、ご自身に合いそうな考え方を取り入れていただければ幸いですが、いくつかオーソドックスなコツをピックアップしました。
①5分、10分だけ取り組む
タイマーをかけたり、この曲の間は片付けタイム!でもよいですね。
好きな音楽、リズムの良い音楽をかけて、1曲分だけ頑張れたら達成感も出ます。
何もなくこまめに取り組むのは苦手な方も、時間が区切られているとスイッチを入れやすいですし、短時間であるということがポイントです。
②見える収納、取り出しやすい収納を
どこかにしまうと、しまった場所が分からなくて探し回ることが生じてしまいます。クリアなケースとか、ジップロックとか、しまうにしても見通せるものが便利です。最近は可愛いジップロックも出ていますから、お気に入りの物を買ってテンションを上げてもいいですよね。
③物を減らす
これがとても難しいのですが、減らさないとどうにもならないことはあると思います。
物が増えていく方の中には、捨てることへの罪悪感や、物への愛着があったり、もし必要になったらどうしよう、という不安感がある場合があります。
それぞれに深堀して対策しないと一概には言えませんが、罪悪感が薄くなる捨て方(寄付など)とか、ありがとう、と感謝して丁寧に捨てる(管理がずさんだったらその物もかわいそうですよね)、もしそれがなくなっても大丈夫なんだ、なんとかなるんだ、という安心材料を得る、などの対応があります。
家族が反対するとか、他者が入ってくるとまた複雑ですが、ここは向き合いたいポイントですね。
④物の定位置
家に入ってからいつものソファにたどり着くまで、とか、その道すがら道すがら、物を置くポイントがあるはずなので、さらっと置きやすいところに置き場を作ってみましょう。
また、これはここ、あれはそこ、とあまりに細かく決めてしまうと、今度はそのルールに振り回されて見失いますので、大枠だけ決めればOK、あとは布でもかけたら隠せます、くらいにしておきましょう。
はさみをリールでくくりつけて、持って歩けないようにしている方もいらっしゃいました。なるほど、もはや持ち出せないようにする技だな、と思いました。
いろんなみなさんの技を持ち寄りたいですね。
メルディアウェルネスのカウンセリング
メルディアウェルネスは、東新宿(新大久保)にある、障がいのある方とそのご家族のためのカウンセリングルームです。特に家族支援に力を入れておりますので、家族が片付けられなくて困っている、というお話しはよく出るテーマです。
自分ではなく「家族が」というところがまた難しいのですが、対象が子どもの場合、自分で収納箱やごみ箱を選ぶとか、片付けたらなんらかの小さなごほうびがあるなど、楽しい要素を含ませるとよいですね。
このように片付けについてアドバイスをさせていただくこともあります。その人によって、どういった伝え方、やり方が合っているかは十人十色ですので、じっくり聞きながらやってみてどうか、を繰り返します。
『部屋は心の鏡』と言いますが、物が多くて散らかっているのが自分の心の中や、脳内だと思ってみてもらうと、うーん、すこやかではないかも、と思うことがある思います。
ピカピカすっきり、完璧な部屋を目指す必要もないのですが、目指すのは完璧さより、困らないこと。大事な物をなくしたり、あるのに買ってしまったり、日常の困りごとを減らして、ちょっと気持ちのいいお部屋になったら気持ちのいい日常を過ごせそうです。
よい一日をお過ごしください。















