自分にやさしく~セルフコンパッション
こんにちは。カウンセラーの小川です。
驚くことに9月になってしまいました。まだまだ暑いので、何か夏気分を味わえることを滑り込ませていきたいものです。
かき氷食べていないなぁ。と思い出しましたので、エスプーマかき氷をどうにかして暑いうちに食べたいと思います。

『セルフコンパッション』ってなに?
『セルフコンパッション』という言葉が、カウンセリングや心理の方面でよく聞かれます。セルフコンパッションとは、直訳すると「自分への思いやり」ですが、大きく以下3つの項目で成り立っています。
- 自分への優しさ
- 共通の人間性
- マインドフルネス
上記3つの項目を、実際どうするの?というところをまとめてみました。
1,自分への優しさ
自分に優しくする、と言うと簡単そうに聞こえますが、実際は自分に厳しい人は多いのではと思います。
うまく行かなかった時、落ち込んだ時、誰かから何か言われた時、どんな対応をしていますか。
・自分に厳しい対応⇒「なんでこんなことも出来ないんだ」「自分はだめだ」「もう全部やめてしまえばいい」
・自分に優しい対応⇒「やるだけやったよね」「次がんばろうよ」「大丈夫、どうにかなる」
自分に優しくするのは甘いのでは、という考えもあるかもしれません。「甘さ」と「優しさ」について考えだすと脳内ディスカッションが始まってしまいそうですが、ここでは甘さとは別ものとして考えます。
大人が子どもに声を掛けるように、大人の自分が子どもの自分に声を掛けてみてくださいね。
2,共通の人間性
つまり、「にんげんだもの」ということだと思っています。(わかる人とわからない人がいる気がしますが、、)
『人間』という動物は、感情の生き物です。喜怒哀楽があります。失敗するし、傷つきます。孤独にもなります。情けない時もあるし、病気もしますし挫折もします。人間関係に悩みます。
完全に全く同じ経験をしている人は誰もいないとも言えますが、近しいことや近しい感情、状況に遭ったことがある人は、いないとは言えないですよね、人間ですから。
自分がひとりで孤独を感じている時も、孤独を感じている人間は多くいるということ。それが人間なんだと受け止めることが、心を少し軽くするという考え方です。
3,マインドフルネス
「今、ここ」にフォーカスするのがマインドフルネスの考え方です。
ジャッジ(判断や評価)をしないで、そのままを受けとめる。私たちは、日常として大小含めて様々なことが起こりますが、意識してみると実はあらゆることをジャッジしていることに気づきます。
あれおかしくない?それは最悪だ。あれは変だね。それはマズイ。
そうしたジャッジで溢れているのですが、それを「そうか、そうだよね」と、評価なしに受け止めていくことを意識的にしてみましょう。
良いか悪いか、正しいか間違っているか、ということは、出来事そのものではなく、「次」の判断なんですよね。
ジャッジをしない、ただそのままを眺めるようなスタンスを、意識的にとってみることがセルフコンパッションにつながる、ということです。
自分にやさしくすることが「先」
なぜか人は、他者には絶対言わないようなひどいことを、自分には言ったりします。
自分には言っていいんですか?そんなことないのです。
人にやさしくすることはできるんだよなぁ、という方。
人にやさしくを先にしてばかりいると、自分は疲弊していったり、時には恨み節になってしまいます。
まずは自分にやさしくすることが「先」。と思って、自分への思いやりを持ってみていただくと、生活の質が変わってくるのではと思います。
メルディアウェルネスは、東京・東新宿(新大久保)にある、障害のある方とご家族のためのカウンセリングルームです。
家族のお世話をされていて自分を後回しにしがちなご家族の方に向けて、自分にやさしい自分への接し方を、カウンセリングの中で一緒に考えていければ幸いです。
よい一日をお過ごしください。















