自閉・発達・知的障害のある方への声掛けや対応
こんにちは。カウンセラーの小川です。
とにかく猛暑が厳しい夏が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
熊本地震はまだまだ不安な状況が続いているかと思いますが、一日でも早く平穏な生活が戻りますよう、心よりお祈り申し上げます。

被災地で、発達障害児・者に対応される方に向けて
被災された方の中にも、家族や身近な方に障がいがある方も多くいらっしゃることと思います。
特に発達障害のある方の対応について、国立障害者リハビリテーションセンターが詳しくわかりやすい掲載をされていますので、詳細な情報が必要な方は下記リンク先をご覧ください。
自閉症・発達障害・知的障害のある方が苦手なこと
個別性もあり、必ずしも全員にあてはまる訳ではありませんが、多く見受けられる苦手なことが以下です。
- 環境変化⇒良い悪いではなく、変化全般が苦手
- 五感に関わること⇒視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚のいずれかが過敏で、刺激となりやすい
- どうすればいいかわからないこと⇒たくさん言われたり、どうすればいいかが明確でない状況でパニックに陥りやすい
何もない日常の中でも苦手なことは変わりませんが、被災などの通常と異なる環境下では顕著に影響が出ると思われます。まずこの3つが苦手なんだな、と押さえておくとよいと思います。
以下、ポイントをまとめました。
1.障がいのある方の環境変化の苦手に対する対応
生活拠点を急に変えざるを得ないという状況はもちろんのこと、テレビで普段見ている番組が見れない(情報収集のためにニュースばかり見ている)なども「いつもと違う」ことのひとつです。
いつも見ていた番組をYouTubeなどでもよいので見る、いつも寝ていた枕を使う、ずっと部屋にあったぬいぐるみなどを持つ、いつも食べているお菓子を食べる、など、些細な事と思われることの中でできそうなところから、「いつも通り」を実行してみてください。
2.障がいのある方の五感が過敏な方の対応
何が苦手かで当然対応は変わってきますが、まず何が苦手なのかを知るところからです。
そういえばここうるさいよね、とか、いつもよりにおいが強い、食事が違う、など、本人のストレスの元となることを探すと、だから不安定だったのか、という理解につながり、次のアクションを考えることができるようになります。
今の環境かで、何に過敏になっているのかを探してみてください。
3.障がいのある方のパニックを避けるための対応
どうすればいいかわからないと誰でもパニックにはなりますが、障がいがある方のパニックを避けるためにまずやれることとしては、「短い言葉で」「はっきりと」「何をすればいいか」を伝えるとよいです。
よく言われるのが「これしないで」と伝えてはいるものの、これをしないなら何をすればいいの?が伝わっていないケース。また、伝える側も整理できていないこともあるため、長く話す、言うことが複数になる、結果何もわからない、となるケースもあります。
こうしていたらいいんだ、ということが分かると安心したりするため、「私が声を掛けるまでここにいてね」など、どこにいたらいいのかを明確にできると落ち着くことがあります。
自分のことも大切に
親であろうと支援者であろうと、被災地では全員被災者です。支えると同時に支えられることも必要です。
ご自身のケアを忘れずにいてください。
メルディアウェルネスのこと
メルディアウェルネスは、障がいのある方とご家族のためのカウンセリングルームです。
東京・東新宿で営業しておりますが、家族支援を常日頃行わせていただいているカウンセラーの観点で、少しでもお伝えできることがあればとブログ掲載しました。
お役に立てることがあれば幸いです。
一日も早く、平穏な日が戻りますように。















